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屋根瓦の平部瓦(桟瓦)を、屋根に取り付けるように施工するので、屋根瓦を落下しない様に引っ掛ける桟木を打って行きます。桟木を取り付ける前に、縦に一定間隔で黒色のテープを取り付けておきます。この黒色のテープは、防水紙(ルーフィング)と桟木との間に取り付けてワザと隙間を開ける調整材みたいな部材になります。厚みはそれほどないので、屋根瓦施工の干渉となりません。
使う理由として、降雪などで溶け始めた雨水や(溶け始めの雪は量によっては上方に流れて行きます)、耐久度が減った屋根瓦の吸水量が原因で表面から雨水が染み込むこともありえます。その雨水が、屋根裏の防水紙(ルーフィング)に辿り着き、屋根勾配で屋根の先端部分の軒先部の方に流れようとします。この黒色のテープで隙間があけておかないと、雨水が溜まってしまい桟木などを腐らせる原因となってしまいます。桟木材を使用するときは、この黒色のテープは絶対に必要な部材となります。
そしてこのテープは、多種多様に材質もプラスチック材から材木の切れ端表面で作られたものなど、種類は沢山ありますよ。あと一部使用の対象外として、桟木材の材質が木材ではなく樹脂製の材質だと、桟木材の裏面に雨水が流れるように切れ込みが入っていますので、その際は、使用しなくてもいいですよ。むしろ、使ったために屋根瓦の通りが波打つ可能性があります。
築年数がかなり経過した建物のため、屋根自体が波打っていました。※ この屋根が波打つ原因として、建物の構造部分の問題となりますが、あまりにも内容がニッチな情報過ぎるため割愛させていただきます。
屋根の不陸を治すため、桟木材を取付けながら、所々の高さの隙間が出来る為に、調整材として木材を加工したものを入れて行きます。屋根土を屋根瓦の中に入れて施工する方法(湿式工法)なら、屋根土の量を変えながら不陸部分を調整できました。
今回の様な、乾式工法で桟木材を取り付ける方法としては、この木材を加工した調整材を使った方法が一番いい方法かと考えられます。
屋根瓦が古くなると、表面から雨水が浸水するようなニュアンスで書いてありましたが、実際、あり得る話となります。
屋根瓦には吸水率と言う項目を、瓦メーカー発表で唄っております。
新築で着工していたころの新品の屋根瓦は、この吸水率がほぼ0%付近となっておりますが、長年、風雨にさらされながら建物の屋根を護っているため耐久力が減っていきます。
築40年以上ともなると、段々と屋根瓦自体から雨水を吸水してしまい、そのまま屋根瓦の裏側から吸水した雨水を吐き出してしまいます。
その屋根の構造の方法として、現代の野地板合板を屋根全体に張り巡らせてから、傷も穴も開いていない状態の防水紙(ルーフィング)を貼ってからの屋根瓦が施工されているのなら、まだ少しの間は持ちますが・・・
昔ながらの施工である、野地板が隙間だらけで防水紙代わりの杉皮材が敷いている場合には、経年劣化で杉皮材が細くなって隙間があいてきて、その隙間から吸水された雨水が流れ込み屋根裏を介して雨漏りの原因となりえます。
そのため、築年数が経過している建物で一度も屋根のリフォームを行っていないと、屋根瓦に穴や破損などしていなくても結果的に屋根の葺き替え工事となってしまうことも多々ありえます。
もう一つ、屋根の不陸直しの方法として、今回の様な屋根の頂点部分の大棟部から数段降りたところで作業を行う場合は不可能です。
しかし、屋根全体の葺き替え工事で屋根瓦や屋根土などをすべてめくった場合は、建物屋根の構造部分のタルキの横に新たにタルキを添えて補強と不陸治しの通りを出すことで、それなりに屋根の不陸を戻すことも可能となります。
この補強工事は、オプションとなりますが、それなりに屋根瓦を取り付けた後で、通りがよくなっているのでお勧めのオプション作業となっております。
前回の現場ブログにも書いてありますが、今回の作業の初めの方で取り外しておいた屋根瓦を、一枚ずつビス釘で固定しながら取り外して屋根全体に取り付けて行きます。こちらの和型(J形)瓦は、隣との施工幅である当たる部分の範囲が少なすぎるので、初心者さんなどは奇麗に通りを出して施工することは出来ないかもしれません。
一昔前の屋根屋さんの中では、この和形(J形)瓦を、桟瓦から棟瓦であるノシ瓦の積み上げを出来るよう一から十まで施工することができるようになって、やっと一人前と呼ばれていた時代もありましたね。屋根瓦の中では、かなり施工が難しいラインに当たりました。
と、は言いましたが、お客様の建物の屋根を護り・お客様の家財を護る仕事が出来ていたら、特にどの屋根材が素晴らしいんだ!と言うこともありませんね。ただ、安価な屋根部材になると雨音が煩いとか(板金屋根など)、使用年数が少ない薄い屋根材(最大25年ほど)などはありますが・・・
耐震棟用の土台材となる、垂木を設置するための土台強力棟を、屋根の頂点部分に一定間隔で取り付けて行きます。この強力棟の取り付け範囲として500~600㎜範囲か、建物の構造部分に取り付けられている垂木(たるき)二本に一本分で設置していきます。
強力棟という、棟を施工するための重要な屋根部材の一つとなります。取り付け方法として、強力棟の下場を屋根の勾配に対して座らせるように置いて行きます。
強力棟の足部分に釘穴があいているので、建物の屋根構造部分のタルキに向かって釘かビスで打ち込んで固定していきます。強力棟の上段には、台座部分がありこちらに補強用の垂木を載せていきます。
強力棟の台座部分には、設置した垂木の固定用で釘穴があいています。その釘穴から、釘などを打ち込んでいき固定を施していきます。強力棟に垂木を載せたイメージ写真のように、全てを固定していくとそれなりの耐久力が出てくるかと考えられますね。
反対面では、平瓦(桟瓦)の寸法足らずが発生していました。平瓦(桟瓦)の登り寸法は、一定の数字で決まっているので、屋根の先端部分の軒先部から屋根の頂点部分の大棟部との間で、決められた寸法で割り切れないことは多々ありえます。そんな時は、足らないサイズを平瓦(桟瓦)で加工し切断したものを、不足分で継ぎ足しながら施工して行きます。この様な感じで、前準備から平部瓦(桟瓦)の施工となりました。
次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓『名古屋市天白区にて和瓦の大棟瓦に地震対策で専用の屋根材を取り付けます』
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