バルコニーの屋根にはアクリル板の屋根材が使われています。割れてなくなってたり外れかけている部分があるなど屋根として機能していないだけでなく、割れて飛散した屋根材が人や物を傷つけてしまうなどの恐れもあり大変危険です。こちらのバルコニーはビルの5階部分のルーフバルコニーとなっており高い位置にある分、そのような二次被害をお客様が大変心配されておりました。
アクリル板は紫外線などの影響で、劣化すると割れやすくなります。また、アクリル板を固定している骨組みや留めビスが錆びたり緩んだりすることでアクリル板が外れて飛散してしまう原因にもなります。骨組みを見てみると留めビスが外れてなくなっていたりゴムやコーキングが古くなっているため硬くなったり外れたりと屋根全体に劣化が見られました。