常滑市にて、台風並みの強風が原因で、棟瓦が飛んで建物敷地内に数枚落ちていました。お住いのお客様から、ご相談のご連絡をいただきご訪問させていただきました。下に落ちた屋根瓦は粉砕していたため、お客様の方で御片付けしていました。お客様にご挨拶した後で、ヒアリングとして現状をお聞かせいただきました。
お客様自体が屋根の谷部の先端に指さして、この様な状態です(写真の状態)と、教えてもらいました。見上げてみたら、屋根瓦が落ちかけて危ない状態でしたので、落ちない状態にするために屋根の上に登ってみました。
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『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
雨漏りした時の自分で応急処置を行うのなら!
『被害拡大を防ぐ!雨漏りに必須の応急処置【アメピタ】』
強風による原因になりますが、二階屋根に取り付けてあった棟冠瓦が複数枚吹き飛んだかと考えられます。
もう一つの原因として考えられるのが、棟冠瓦を固定で打ち込んでいるパッキン付きの釘。
それが、経年劣化により浮いてしまいその浮いた隙間に雨水が入ってしまい、土台材を緩ませてしまったのかと考察されます。
棟冠瓦から固定釘が浮いて雨水が入ります
谷樋部の先端部分に、飛んで行った棟冠瓦が固まっておりました。形状がまだ残っているものは、先ほどの飛んでいた隅棟部に仮で取り付けてビス釘で固定しておきました。破損していた棟冠瓦は、土嚢袋に入れて屋根から降ろしました。とりあえず、この谷樋から棟冠瓦が落ちないような対策として行いました。
棟冠瓦が、強風で吹き飛んだ際に、屋根瓦に当たったときの衝撃で破損してしまっております。
それ以外にも、屋根瓦の先端部分が破損しているのもありました。
こちらの屋根瓦の色が、かなりの特殊な色のため差し替え工事の依頼を請けた際には色違いは発生します。
その点を、お客様には承認してもらうためにお伝えさせていただきました。
この様な特殊色の場合、全く同じ色での差し替え作業が不可能な場合もありえます。
それでも全くの同色を頼む際には、屋根瓦の一枚の価格が高額になる可能性がありえます。
状況によっては、新しく特注で製作しないといけない状況になります。
ただ、それこそ屋根瓦一枚の値段が数百万円単位となってしまいます。
(場合によっては工場の金型から特注するため)
現実的にも、不可能な値段となります。
特殊な色の屋根瓦の場合は、似たような色で作業の依頼を行った方が良いかと考えます。
屋根の端側に取り付けられているケラバ袖瓦が、落下してきた棟冠瓦と衝突してが破損していました。本当に幸いなことに、住んでいたお客様に当たらなくて良かったかと考えます。屋根瓦一枚のサイズは、そこまで大きくはないのです。
材質が陶器のため重量はそれなりにありますので、頭上から落ちてきたら大変なけがを負っていたかと考えられます。
破損して二股に分かれたケラバ袖瓦のし浮間から、雨が降ったときに雨水が隙間から侵入しやすくなっております。ケラバ袖部からの雨水の進入となると、屋根の内部に敷かれている防水紙(ルーフィング)の貼り方によっては、屋根裏まで雨漏りする状態になることもありえます。二階屋根の破損して不足してしまった棟冠瓦や、割れている屋根瓦、そして割れていたケラバ袖瓦に関しては、雨が入りやすくなっています。
雨漏りしやすいため、出来るだけ早めの修理を行う方が良い事をご提案させていただきました。今回の、全ての修繕工事を行う際の御見積書を作成してお渡ししました。
次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓『常滑市にて割れた屋根瓦を応急処置で形状違いの在庫で仮で取り付け復旧』
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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