2024年08月03日追記

ご訪問して点検作業を行いました

東浦町お住いのお客様より、室内の天井から雨漏りしていそうなのでどうしたらいいでしょうか？
と言うご連絡をいただきましたので、目視による点検調査を行うためご訪問させていただきました。
どこからか雨水が浸入して、室内の天井板が濡れだして内壁に伝っていました。
雨漏りの原因を探索するために、築年数が経過した和風の建物を雨漏り点検を行っていきます。

ご相談のご連絡を頂いたときに、一度ご訪問させていただき目視点検を行いたいので、お客様より時間がある日を教えていただきました。
その予定した日に、お客様のお住いのご訪問させていただきました。
ご挨拶の後で、お客様より現在の状況をお聞かせいただき、発見した雨漏りしている部屋まで通していただきました。
雨漏りしている部屋の、天井板と内壁に雨漏りしている痕がありましたので、目視での調査とお客様にご了承を頂いて写真撮影を開始しました。

専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』

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目視による点検調査

同じ部屋には、押入れがありましたがその押入れ上側でも、雨水が浸入している感じで雨漏りの痕を残していました。
広範囲に雨漏りを起こしているので、予測の段階でしたがその雨漏りの原因になっている所が、相当に大きな状態になっているのかと考えてみました。

お客様から伝えられて、どうやら真裏に当たる隣の部屋でも雨漏りしている痕があるそうです。
隣の部屋も見させていただき、先ほどの部屋の雨漏りしている形跡があった場所の、ちょうど真裏に当たるところが雨染みをおこしていました。

サーモグラフィカメラで撮影してみました

スマホに取り付けてアプリを使って撮影が出来る、サーモグラフィカメラで撮影をして天井裏の温度の状態を探ってみました。
一枚目の写真で雨漏りしている場所を撮影してみたら、雨漏りしている所を中心に紫色に写っていました。
雨水があったため、温度が低くなったので紫色に変色しました。
お客様に分かりやすくするために、雨漏りしていない所も撮影してみて、基本的には暖色で写真が写ることをご説明させていただきました。
自然界の流れで、暖かい空気は上空に行きやすい性質を使って、天井裏などは基本は温度は高くなって暖色系で撮影されます。
雨漏りしている所は、雨水の温度で冷えて行くために、淡い紫色として撮影されて行きます。

雨漏りの原因が屋根に有るのでは？？

室内での雨漏りしていた状態と位置から予測してみて、屋根のほうで雨漏りする原因となるものがあるのではないかと考えてみました。
お客様にご了解を頂いて屋根の方を探索してみました。
こちらのお客様のお住まいは、建物の造りとしては和風の二階建て建物で一階部分にも屋根があるタイプとなります。
このタイプですと、一階屋根に脚立で登っていきそのまま一階屋根瓦の上に専用の工具を使って足場板を設置します。
その足場板に掛けるように、その上から脚立を設置できるようにしていきます。
その一階屋根の足場板へ設置した脚立を伝って、二階屋根まで登っていき屋根瓦などを点検調査をしていきます。

二階の屋根を全体に点検調査を行っていったら、屋根の谷部にある谷樋鉄板が経年劣化などによる谷樋鉄板に穴があいていました。
その穴も一か所だけではなく、複数個所に渡って穴があいていました。
これでは、それぞれの穴から雨水が入ってしまい、室内へと雨漏りしてしまう原因となっていました。
経年劣化でもありますが、使用されている谷樋鉄板の材質と和風の屋根瓦との相性が悪いため、この築年数の屋根ではよく穴があいて雨漏りを起こしますね。

谷樋鉄板の中を目視点検調査を行っていた時に、谷樋鉄板の表面部分に小さな破片の屋根瓦が落ちていたと言うか置いてありました。
屋根瓦の向き側から見ても、谷樋鉄板周辺に取り付けるべき加工された屋根瓦では無かったので、一瞬どこの屋根瓦なんだ？と考えました。
どうやら谷樋鉄板の周辺へと取り付けた加工した屋根瓦が、ずり落ちないように高さ調整も込みで小さな屋根瓦を差し込んでいき、その加工した屋根瓦を支えていくために入れてありました。

この様な屋根の状態でしたが、目視による点検調査を終えてからお客様に撮影した写真を見ていただきました。
それと同時に、状況をご説明させていただきました。
作業の内容としては、既存の谷樋鉄板を取り外していき新しい谷樋鉄板を、取り替え交換作業を行っていく内容でご提案させていただきました。

その御提案内容を基本にして、お見積書を作成してお客様にお渡しに行きました。

次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓
『東浦町にて不良施工が行われたため和風の屋根谷部が雨漏りの原因となりました』

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初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。

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