2024年08月13日追記

雨漏りする原因を探索していきます

名古屋市港区にお住いのお客様より、一階の屋根から室内へと雨漏りして困っているそうです。
以前より雨漏りがし始めていたので、屋根瓦にビニールシートを貼ったそうです。
しかし、それでも雨漏りしてくるそうで、困ってご相談のご連絡をいただきました。

現状を見させていただきたかったので、お客様のご都合のいい日でご訪問させていただきました。
ご挨拶をさせていただいてから、すぐに目視による雨漏り点検を行っていきました。
お客様から、ご連絡を頂いたときに前もって、今の建物の状態を少し、お聞かせいただいていました。
一階の屋根から雨漏りしている部分でしたが、欠けていたビニールシートの方がすでに、ボロボロになっていて流石にこの状態では、雨水を防ぐことが出来ないですね。
それに、雨水などを塞ぐためのビニールシートを貼るのなら、ブル－シートぐらいの厚みが必要かと考えますね。

専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』

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雨が当たって屋根まで崩れていました

屋根瓦に敷いていた養生シートが、時間と共に散乱していました。
屋根の方も隙間などが空いていたので、そこから雨水が浸入したのかと思われます。
養生シートを貼る際は、敷いていく範囲の屋根瓦を簡単でも良いので、少しは位置を治しておいた方が良いかと思われます。

建物の外壁部分から、屋根の先端部分でもある軒先部までの【軒の出】と、呼ばれる部分。
そこの部分を下から見上げた時に、野地板部分が雨水が入って腐食して破損していました。

確かに、野地板の厚みはそれほども無いのですが、腐食劣化して割れてしまうのは雨水が当たり続けて、かなり時間は必要かと思われます。
お客様も、雨漏りに対してかなり我慢をしていたみたいですが、耐えれなくなってご連絡を頂いたみたいですね。

『野地板が・・・』と言えばいいのか、一階部分の屋根瓦を含めた屋根が、雨漏りが原因で腐食劣化が進んでいたみたいです。
その劣化した現状は、かなり激しくてなっていて、本来届く無い場所にも光が届いていました。
雨漏りしていると言えばいいのか、腐食劣化の穴が貫通してしまっている現状証拠となりますね。

腐食破損している野地板を目を凝らしてよく見てみたら、野地板の破損した隙間から屋根瓦に裏面部分が見えてしまっておりました。
この状態で雨漏りが進んでしまうと、いずれはここの部分がブチ破れて屋根瓦が落下してきます。

とても危険な状態になっていることは、お客様にはお伝えした方が良いかと考えています。

野地板まで腐食した雨漏りの原因として雨樋の破損がありました

雨漏りしていた屋根以外では、他の屋根面は雨漏りしている形跡がありませんでした。
自然的に雨漏りしてしまった屋根瓦なら、本来なら他の面からも雨漏りしやすい状態が見つけやすいのですが・・・
こちらの建物では、確かに建物全体が築年数が経過してしまっていますが、雨漏りしている部分だけがあまりにも劣化が激しかったのです。

現実的に、雨漏りしているのは分かっていたのです。
しかし、雨漏りしている現状の根本的な原因がつかめていませんでした。
その原因がつかめないと、修理を行っても大本がクリアーされないとすぐに雨漏りしてしまいます。
雨漏りすることになった、根本的な原因を探さないといけません。

今回の雨漏りの仕方が、屋根一か所だけが以上に劣化していました。
そのため、二階部分の屋根の方を、見上げてみました。
まさかの、二階屋根での軒先部に取り付けられているはずの雨樋が、破損していて一部分だけ無くなっていました。

雨樋が無くなっている部分から、雨が降るたびにその部分の屋根から雨水が大量に落ちてくる状態になっていました。
雨漏りしていた一階屋根部分に、落ちるように雨水が流れ続けていたのが、原因かと判断できました。

本来は雨樋があることで、二階屋根に降りてきた雨水が、雨樋に溜まって流れて行きます。
そのため、一階屋根部分にダイレクトで雨水が落ち続けることは、無いのですよね～。

原因も分かったので、お客様にお声をかけて点検中の写真を一緒に見てもらいながらご説明をさせていただきました。
雨漏りしてしまった原因とそれを治す修繕工事の御提案をさせていただき、お見積りを作成してお渡ししました。

次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓
『名古屋市港区にて雨漏りで屋根の野地板まで腐食！屋根を修理して瓦を施工します』

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