屋根の側方部でもあるケラバ袖部から軒先部の通りを確認してみたのですが、前方に押し出された軒先瓦とその右隣の軒先瓦が、横から見てもバランスよく止まっている状態でした。右隣の軒先瓦の下に潜り込んだおかげで、右隣の軒先瓦の重さが加わることでこれ以上に前に落ちなかったのかと推察されますね。
かなり以前になりますが、屋根の野地板部分が破損していてその部分を、修繕したみたいなのですが・・・あまりいい方法で作業をなされていませんでした。お客様も、古いだけの建物で今はこちらの離れの建物は、誰も使っていないそうで少し離れた別の土地に新築の建物を建てたために、数年後には取り壊しをするつもりだそうです。そのため、もう少し奥へと突き上げて欲しいと言う作業の依頼となりました。
一段目の軒先瓦と、二段目の平瓦の前面部分にこれだけの隙間ができていまして、この隙間だけが軒先瓦を前に押し出していました。このため、この隙間分を突き上げて行くのが作業の大筋でコーキングボンドなどを塗って、突き上げた軒先瓦がズレ落ちてこないように接着して固定していきます。
隙間分を上に軒先瓦を突き上げていき、コーキングボンドを多めに塗っていき軒先瓦同士を接着して固定をしていきます。軒先瓦を突き上げると同時に、軒先瓦と固まってしまっている屋根土との間に、屋根瓦をめくったときに発生しました材料などの破片などを入れて軒先瓦の高さを上げて調整していきます。
軒先瓦の表面部分に、隣の軒先瓦と一緒に粘着防水テープを貼っていき、落ちたりズレたりしないように固定をしていきます。この粘着テープを貼っておくことで、コーキングボンドが乾いてそれぞれを接着固定が出来るように補助で取り付けて行きます。
この様な感じで応急処置的ですが、軒先瓦の突き上げて固定していく作業の様子となります。
こちらの離れの建物と、前回までの作業を行っていた平屋屋根の雨漏り修理ですべての作業が完了となります。
お客様に、作業の完了と写真で工事の内容をご説明させていただきました。
数年後は解体する予定ですが、それまでの雨漏りが止まりそうで良かったと、お客様も大変喜んでおりました。初動調査の雨漏り点検から作業の流れまでを施工事例で紹介しています↓↓↓
『名古屋市中川区で築年数が経過して解体予定の建物が雨漏り!点検調査から修繕作業まで』お客様にご協力していただいたアンケート(お客様の声)はこちらから読めますよ↓↓↓
『名古屋市中川区で二階建ての一階屋根部分で雨漏り!屋根リフォームを行って雨漏り修理』
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