千里山東のお客様より、ベランダ屋根が飛んでしまったので直したいとのお問い合わせをいただきました。３階建ての戸建住宅で、ベランダは３階部分にあります。

以前から強風が吹くと少しカタカタと揺れていたのは気になっていたそうですが、突然外れ、割れてしまったそうです。

屋根に使われているのはポリカーボネイト製の板で、よくある塩ビやアクリルのものよりも耐久性が高く、10年以上もつともいわれます。しかしそれを固定する機構やビスの劣化からこうして強風などで外れてしまうのはよくあるケースです。

ベランダの屋根が無くなってしまうと、物干しに不便ですね。近隣の建物から丸見えになってしまうのも気になります。それに、雨がダイレクトにベランダに降りこんでしまうことにも注意が必要です。

ベランダだから多少なりとも雨は降りこむものでしょう？と思われる方もいらっしゃるでしょう。もちろん、建物の外側に設置されているベランダですから、ある程度雨風に耐えられるよう作られています。しかしもともとあるはずの屋根が無いのでは、普段雨がかからない場所に雨がかかり続け、部材の傷みを早めてしまう恐れもあります。もしベランダ床の防水層が傷み始めていたとしたら、突然の大量の雨水に耐え切れなくなり階下に雨漏り…ということもあるんです。

ベランダ屋根が破損しても生活に直接の影響がないからとしばらく放っておいてしまう方も多いようです。しかし大切なお家を長持ちさせるために早めの修繕をおすすめします。

この度はお客様が火災保険に入っていらっしゃったので、風災被害ということで修繕費の補填ができそうです。費用についてご不安な方も一度ご相談ください。