2024年08月17日追記

経年劣化した和瓦のズレを治してコーキングボンドで接着固定をする施工をした時のメリットとデメリット

東海市にて、築年数が経過した平屋建物に載っていた経年劣化した瓦屋根。
その瓦屋根から雨漏りしているため、室内の天井板まで雨の痕が付いていました。
瓦屋根のズレを治しながら、コーキングボンドで接着固定した時の様子を振り返ります。
和瓦のズレを治すためのコーキングボンド施工は効果的ですが、そのメリットとデメリットを知っておくことが重要です。
前回の現場ブログはこちらから読み戻れます↓↓↓
『東海市にて平屋建物の瓦屋根からの雨漏りと室内の天井板への影響』
この作業の一連の流れを施工事例で記事にしています↓↓↓
『東海市にて平屋建物の室内天井から雨染み発生！屋根瓦がズレて出来た隙間が原因かも』

このブログでは、経年劣化した和瓦のズレを治すためにコーキングボンドで接着固定する施工について解説します。
メリットやデメリット、施工方法と注意点、そして長寿命を保つためのメンテナンス方法について詳しく紹介します。

専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
雨漏りした時の自分で応急処置を行うのなら！
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1. 和瓦の経年劣化とズレの原因と影響

和瓦は経年劣化や自然災害によってズレることがあります。
経年劣化による漆喰の劣化や地震や台風による影響で瓦が飛散したりずれたりすることがあります。
瓦のズレは雨漏りのリスクを高める可能性がありますので、早めの補修が重要です。

また、瓦のズレは建物に対して危険な圧力をかけ、倒壊の原因にもなる可能性があります。
そのため、定期的な点検と補修が重要です。

2. コーキングボンドでの接着固定のメリット

瓦同士を接着固定することによって、一時的な補修が可能となります。
しかし、接着固定は瓦1枚ずつの差し替えが難しくなるというデメリットもあります。

また、接着固定は瓦同士を一時的に繋ぎ止めるだけであり、簡単に捲れる可能性があるため、大きな効果を期待するのは難しいかもしれません。
最も不安な点は、誤った施工による雨漏りの原因となりやすいです。

3. コーキングボンドでの接着固定のデメリット

ラバーロック工法におけるコーキングボンドでの接着固定のデメリットは、瓦同士を接着させることで瓦1枚ずつの差し替えが難しくなる点や、一時的な繋ぎとめであり簡単に捲れてしまう可能性がある点が挙げられます。
さらに、誤った施工による雨漏りのリスクがあります。
固定が強くなると思って全周、全面にコーキングを打設すると、瓦下部に入り込んだ雨水が逃げる場所がなくなるため、注意が必要です。

4. 瓦同士にコーキングボンドでの接着固定で施工後の注意点

施工後の注意点として、瓦同士にコーキングボンドで接着固定を行った場合、定期的な点検が重要です。
特に雨漏りの可能性があるため、隅々までしっかりと確認して、必要に応じて補修やメンテナンスを行うことが重要です。

また、強風や大雨などの天候条件によっても影響を受けやすいので、異常があれば早めに対処することが大切です。

5. 和瓦の長寿命を保つためのメンテナンス方法

和瓦の長寿命を保つためには、定期的な点検とメンテナンスが必要です。
瓦の割れ補修や屋根塗装も必要になる場合があります。

また、防水紙も定期的なメンテナンスが必要で、劣化が始まると地震や強風などの振動により瓦で防水紙が擦れることもあるので注意が必要です。
塗装も定期的なメンテナンスが必要で、10年から15年ごとに行うことが推奨されています。

まとめ

和瓦の長寿命を保つためのコーキングボンド接着固定の重要性について理解していただけたでしょうか。
ぜひ、ご自宅の和瓦のメンテナンスに役立ててください。

【全体の記事のまとめ】
– 和瓦の経年劣化とズレの原因と影響を理解する
– コーキングボンドを使用した接着固定の施工方法を学ぶ
– 和瓦のズレを治す際のメリットとデメリットを把握する
– 施工後の注意点とメンテナンス方法を確認する
– 和瓦の長寿命を保つためのポイントを実践する

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