築50年以上の屋根の鉄板波板撤去の工事・屋根木下地交換の工事・嵌合式屋根葺き工事を紹介していきす!(^^)!

撤去工事

まずは、屋根を抑えてある木材と鉄板波板を撤去しました。
一般的には屋根を抑えてある木材はありませんが、強風などで飛ばないように前の業者さん木材を施工されてました。
築年数が経過しているのと屋根の中に雨が侵入していた可能性があり、屋根の上がフカフカしていた為、落下の危険性があるため部分的に撤去工事を行いました。

鉄板波板を撤去してベニヤ下地を確認したところ、ベニヤが部分的にですが、腐食し下地がない状態でした。
腐食状態を放置しておくと、腐食部分のところからさらにひどくなってしまい最悪は、屋根が落ちてしまう可能性があるので早めの工事が必要になります。
また、鉄板波板の下にルーフィングシートが施工されていなかったので腐食がひどい状態でした。

下地工事

ベニヤも剝がしながら垂木もチェックしていきます。
今回は腐食していないため交換せずにコンパネ取り付け工事をしていきます。
安全に効率よく工事していくことで、一つ一つ確実な施工に繋がっていきます(^^)

全体にコンパネを置いていき、垂木部分にN50釘で止め行きます。
釘の中間部の釘ピッチは150㎜以内で止めてあります。


N50釘とは・・・日本工業規格(JIS)適合性認証製品の釘の種類

屋根工事

コンパネ工事が終わったら、ルーフィング工事をしていきます。
今回は、アスファルトルーフィングではなく、お客様の要望で、ルーフラミテクトを使っていきます。
ルーフラミテクトは、一般的なアスファルトルーフィングとは違い、特殊ポリマー止水テクノロジーにより、低温時においても安定して高い止水性能を発揮し、長時間その性能を維持してくれます。
軒上には、既存の屋根がありますが奥の方までしっかりルーフラミテクトを施工していきます。

ルーフラミテクト施工した後、唐草板金を取り付けていきます。
軒先の方は、下がりだけではなく下がりの部分を曲げます。
下がり部分を曲げない場合、雨どいに水が入らないことがあるので自社では、曲げ加工して施工しています。

唐草工事を終えたら屋根本体取り付け工事になります。
今回は、屋根の幅寸法上最後の納まりがよくなかったため加工し、ハゼ組式で納めました。

屋根本体を葺いた後、既存屋根との隙間があり鳥さんが巣を作ってしまったり、落ち葉が入ってしまうので板金でカバーしました。

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