破損して雨漏りしている雨樋を新しい雨樋に取り替えるための方法や作業の注意点
名古屋市南区にて、雨漏りしていた室内の点検調査にて、雨樋の方も劣化破損をおこしていました。このブログでは、破損した雨樋を新しいものに交換する際の具体的な手順と注意点を分かりやすく解説しています。まず、雨樋が破損する原因や交換が必要なサインを紹介し、次に交換作業に必要な道具と準備について説明します。 さらに、実際の交換手順をステップごとに詳しく説明し、作業中に気をつけるべきポイントや安全対策も併せて解説します。基礎をしっかり押さえ、作業の効率と安全性を高めるための知識を得ることができます。
破損した雨樋を交換する前の準備作業について、以下のステップで進むとスムーズに作業ができます。
1.現場の安全確認
- 作業エリア周辺の安全を確認し、足場の設置や安全ネットの設置が必要な場合は適切に行います。
- 作業者にはヘルメット、手袋、安全靴などの保護具を着用させて頂きます。
- 作業中に残存物がないように注意し、作業エリアに他の人が入らないようにしてください。
2.雨樋の状態確認
- 雨樋全体の状態を確認し、どの部分が破損しているのか、また他に劣化や通話がないかチェックします。
- 破損箇所の写真を撮影し、必要に応じてお客様への報告や見積りの説明に使用します。
3.使う道具・材料の準備
- 使用する工具(ドライバー、プライヤー、スパナ、ハンマーなど)と交換する雨樋、部品接合、シーリング材などの材料を準備します。
- 事前に必要なサイズや種類を確認し、交換する雨樋と同じものまたは適切な代替品を準備します。
4.古い雨樋の取り外し準備
- 古い雨樋を取り外す前に、周囲の環境を整えます。例えば、周囲の植木や家具などに保護シートをかけておくと安全です。
- 取り外しの際に雨樋に溜まっているゴミや汚れが落ちる可能性があるため、ゴミ袋や掃除道具を準備しておきます。
5.配管の清掃と点検
- 古い雨樋を取り外す前に、配管内のゴミや見つかるを削除しておきます。
- 配管の状態も確認し、錆や腐食が進んでいる場合は必要に応じて修理または交換を検討します。
6.作業計画の立案
- 作業の順序や方法を決め、チーム内で役割分担を行います。 特に高い場所での作業のため、作業手順の確認と安全対策の共有を徹底します。
7.天候の確認
- 作業日当日の天気を確認し、雨天や強風の日は作業を延期するなどの対応を取ります。 特に雨樋の交換は天候の影響を受けやすいため、安全な作業環境を確保することが重要ですです。
これらの準備作業をしっかり行うことで、雨樋の交換作業がスムーズに進み、トラブルを防ぐことができます。
新しい雨樋の取り替え作業は、正確に行うことで雨水の適切な排水と建物の保護につながります。
以下、具体的な取り替え作業手順と注意点を詳しく説明します。
作業手順
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安全対策と注意
- 作業エリアの確認: 作業場所周辺の安全を確認し、必要であれば足場を設置します。
- 安全装備の着用:ヘルメット、安全帯、手袋、滑り止め付きの靴を着用します。高所作業の場合は特に安全対策を徹底してください。
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雨樋の取り外し
- ビスや固定金具の取り外し: 電動ドライバーなどを使用して古い雨樋を固定しているビスや金具を外します。金具が錆びている場合は、工具に注意して取り外します。
- 古い雨樋の取り外し: 固定具を外した後、古い雨樋を取り外します。慎重に外し、ゴミや心配がないか確認します。破損や詰まりの原因を確認しておいて、今後のトラブル防止に役立ちます。
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設置面の清掃と点検
- 清掃: 雨樋が設置されていた箇所を清掃しゴミ、泥を除去します。設置面が汚れていると新しい雨樋がしっかり固定できないことがあります。
- 点検:軒先や壁の状態を確認し、腐食や耐久が認められた場合は補修を行います。
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新しい雨樋の準備
- メンバーの確認: 新しい雨樋の長さ、勾配配、接続部品などを確認します。必要な長さにカットし、組み立ての準備を行います。
- 勾配の設定: 雨がスムーズに流れるように、適切な勾配(1メートルあたり3〜5ミリ)を設定します。勾配が不足すると水が滞り、逆に急すぎると水が飛び散る恐れがあります。
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新しい雨樋の取り付け
- 固定金具の取り付け: 新しい固定金具を50〜90センチメートル間隔で取り付けます。金具の取り付け位置は重要で、しっかりとした固定が必要です。
- 雨樋の設置: 新しい雨樋を固定金具に取り付けます。雨樋の接続部はしっかりと勘合させて、ジョイント部分にシーリング材を使用して防水処理を行います。
- 縦樋の取り付け: 縦樋を取り付け、雨樋から水が床や排水管にスムーズに流れるようにします。
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水流テストと最終確認
- 水流テスト:新しく取り付けた雨樋に水を流し、正常に機能しているかを確認します。水が漏れていないか、適切に排水されている期間を確認し、問題があれば調整を行います。
- 最終:全ての接続部、固定金具の状態をもう一度チェックし、緩みや漏れがないか確認します。
注意点
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安全第一
高所作業時は足場の安定性や安全装備の着用を徹底的に行います。また、作業中は周囲への安全確認も行い、衝突物などの事故防止に配慮します。
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正しくな勾配と設置
勾配が必要になったら雨水が流れにくく、雨樋が詰まる原因となります。勾配の設定は慎重に行い、水平器などを使って確認します。
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正しい
シーリング接続部分は必ずシーリング処理を行い、水漏れを防止します。特にジョイントやコーナー部分は漏れやすいので、念入りに処理を施します。
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固定金具の強度確認
雨樋を支える金具はしっかりと固定し、風や雪などの外部の関与で外せません。重要です。
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材料の選定
環境に適した材料を選ぶことも重要です。例えば、塩ビ製は軽くて使いやすいですが、紫外線で劣化しやすいのでUV対策品を選ぶと良いです。金属製の場合は防錆処理を実施したものを使用します。
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周辺環境の適度な
雨樋の設置場所によっては、ゴミや落ち葉がたまりやすい場合があります。
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法令や規格の準拠した
雨樋の設置には地域の建築基準法や規格に準拠する必要があります。
これらの手順と注意点を守ることで、雨樋の取り替え作業を安全かつ確実に行うことができます。
適切な施工とメンテナンスにより、雨樋の性能を最大限に引き出し、長期にわたるトラブルを防ぎますすることが可能です。
雨樋の交換後のメンテナンスと管理方法は、雨樋の機能をとりあえず維持し、建物を守るために非常に重要です。
以下に、正しいメンテナンスと管理の方法をまとめました。
1.定期点検の実施
- 頻度: 最も年に2回(春と秋)や、台風や大雨の後には点検を行うのが理想的です。
- チェックポイント:雨樋の破損、錆、歪み、勾配のズレ、接続部分の緩み、水の流れの具合、ゴミの詰まりなどを確認します。
2.清掃の実施
- 方法:葉やゴミが溜まっている場合は、手で落ちか、専用の掃除用具(ブラシやコップ)を使います。排水口付近は特に落ちやすいので念入りに清掃します。
- 道具:高圧洗浄機を使うと効率的ですが、水圧が強すぎると雨樋を傷める可能性があるので、圧力を調整して使用します。
3.ゴミ除け(落ち葉ガード)の設置
- 雨樋にゴミ除けネットや落ち葉ガードを止めることで、落ち葉やゴミが雨樋に入るのを防ぎ、迷う原因を減らします。
- 定期的にゴミ防御自体も清掃し、ゴミが溜まりすぎていないか確認します。
4.シーリングの点検と修理
- 接合部分や接合部のシーリングが劣化しているかを確認し、必要に応じて再度シーリング材を申請します。
- 劣化したシーリングは雨漏りの原因となるため、早めの補修が重要です。
5.雨樋の位置と勾配の再確認
- 雨樋が歪んだり勾配がずれていないかを確認します。適切な勾配が保たれていない場合は、水がスムーズに流れず、盛り上がるようになります。
- 勾配がずれている場合は、金具の調整や再取り付けを行います。
6.防錆対策と塗装の維持(金属製雨樋の場合)
- 金属製の雨樋は錆びやすいため、防錆処理が施された雨樋でも定期的に錆のチェックを行い、必要に応じて防錆塗料を塗り直します。
- 塗装の不安があった場合は、早めに再塗装して劣化を防ぎます。
7.固定金具の確認
- 雨樋をしっかり固定金具がしっかりと固定されているか、緩んでいるかどうかを確認します。緩んでいる場合は締め直し、劣化している場合は交換します。
- 特に雪や風の影響を受けやすい場所では、固定金具が想定されやすいので注意が必要です。
8.排水の確認
- 雨樋から下の水管や床への排水がスムーズに行われます。排水管が詰まっている場合は専門業者に依頼して清掃します。
- 排水が溢れている場合は、雨樋の止まるだけでなく排水設備全体の確認が必要です。
9.大雪や台風時の対応
- 大雪が降った場合、雪の重さで雨樋が破損する場合がありますので、雪時間をかけて負担を軽減します。
- 台風などの強風の時は、落ち葉や枝が落ちやすいため、早めに清掃して危険を防ぎます。
10.専門業者による定期メンテナンス
- 定期的な点検や清掃を専門業者に依頼することで、不足がちな問題も早期に発見できます。
- 専門業者によるメンテナンスを利用すると、効率的に管理が得られるため、長期的なコストにも削減できます。
これらのメンテナンスと管理を行うことで、雨樋の機能を最大限に活かし、何気なく建物の保護を維持することができます。
ご覧いただきありがとうございます。破損した雨樋を新しいものに取り替える際の方法や注意点について、お役に立てたことを願っています。全体の記事のまとめ:– 破損した雨樋を交換する際には、事前の準備が重要です。– 新しい雨樋の取り付けに際しては、正しい手順と注意点を守ることが必要です。– 交換後の雨樋のメンテナンスや管理も怠らずに行うことが大切です。一連の流れを施工事例でも紹介しています↓↓↓
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地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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