築年数が経過した平屋の切妻屋根から雨漏りが発生!脚立を設置して屋根に登り点検調査を行います
名古屋市中川区にて、100年以上も築年数が経過していた建物から雨漏りが発生したそうです。ご連絡をいただき、雨漏りの点検調査に伺いました。
お客様も、屋根の葺き替え工事をお考えでしたので、どちらかと言えば見積もり希望になりそうです。平屋の切妻屋根でしたので、脚立を設置して雨漏り点検を行ったときの様子をご紹介いたします。築100年以上が経過した平屋の切妻屋根から雨漏りが発生した際、屋根瓦の経年劣化が原因である可能性が高いです。この記事では、いぶし瓦の特徴や経年劣化の影響、雨漏りの原因と対処法、そしてメンテナンスの重要性と対策方法について詳しく解説する。
建物周りからの雨漏り原因を特定するために、まずは屋根を目視による点検調査を行います。屋根だけでなく、漏水箇所になりそうなところも注意して目視することも重要になります。後ほどですが、屋根の上からもしっかりと点検を行い、雨漏りの原因を調査します。雨漏りが発生した際には、被害を拡大させないためにも正しい屋根業者に点検調査を依頼することが大切かとおもいます。
屋根の先端部分でもある【軒先部】には、和瓦の専用の瓦が使われていました。ただ、目視だけで判断しているのですが、屋根全体の劣化による並びなどがズレながら取り付けられていました。当時の施工が原因なのか? それ以降の劣化が原因なのか?定かではないのですが、やはり先端部分でもある軒先瓦にズレが出ているのは、今後共にあまり良くな状態かと思われます。
建物周りから目視で見てもわかるほど、屋根全体は劣化気味でした。目視点検でも確認している時に、屋根の一か所に昔の明り取りでもある天窓の代わりとなりガラス窓瓦が取り付けられていました。ただし、ガラス窓だけあってすでに汚れが付着しすぎて、光も確実に届く状態でもないと思います。こちらのガラス窓瓦は、工事の際にはお客様のご要望もあり撤去して塞ぐことになっております。同時に、陸棟部の方を目視で調査しました。こちらの方は、年数がかなり経過しているのに横流れの通りが、いまだに綺麗な状態になっていました。ただし、棟瓦の一枚ずつが劣化しているので、こちらも撤去した方が良いかと考えます。
鬼瓦の方は、立派なサイズが取り付けてありました。劣化具合も、そこまで辿り着いていませんでした。こちらもお客様のご要望で、葺き替え工事を行った際には、この鬼瓦を再度使って欲しい方向でお願いされました。
今回の建物が平屋屋根であったので、軒先部に脚立を設置して屋根に登ってみました。ただし今回の屋根は、屋根の勾配が5.5寸から6寸ほどの急勾配の屋根でした。ここまで急な屋根の場合、点検調査者の安全のため本来は屋根の上には登ることはありません。そのため、脚立から登った軒先部の近辺だけの点検調査となります。
軒先部近辺の状態でしたが、和瓦の横と縦の通りがズレていました。この様な経年劣化した切妻屋根で、瓦の通りがズレる理由として・・・1.軒先瓦に固定釘で止めていないので前に押し出され始めている。2.軒先がズレた通りの瓦が前に押し出され始めた3.当時の施工で瓦の通りも考えずに施工した4.接着代わりの屋根土が風化したのも原因。数えだしたら切りがないので、代表的なところになります。和瓦の切妻屋根の場合、特に屋根の周りの瓦(軒先部やケラバ袖部)を、釘や針金線などで固定しないと、瓦屋根にズレが生じてきます。
瓦自体が劣化しているため、表面にヒビが入っていたりしていました。それが無くとも、ここまで古くなると瓦自体が持っていた吸水率が無くなってしまって、雨水が染み込むことがありえます。瓦の精度によりますが、築年数から考えて30~40年ほど経過したら、屋根の葺き替え工事で新しい屋根瓦にするのも必要になるかと考えます。
屋根の葺き替え工事の範囲で、お客様からご要望がありました。切妻屋根の南面でもある半面分だけを、葺き替えの見積もりを作成して欲しいとお願いされました。そのお見積作成で必要になる、屋根全体の寸法を取って点検調査が完了となります。お客様には、点検調査中の間に撮影した写真を使って、ご説明させていただきました。屋根の葺き替え工事を予定していたので、その内容で見積もりを作成してお渡ししました。次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓『名古屋市中川区にて【安全第一】屋根リフォーム工事での仮設足場設置の様子!』
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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