海岸沿いの高台に建つ寄棟形状の屋根に取り付けた棟冠瓦がで飛散
常滑市で海岸沿いに建つ建物の屋根で、台風などの強風で棟冠瓦が飛散した事例を解説する。建物の寄棟形状や棟板金の風荷重について詳しく説明し、飛散の原因と対策について考察します。建物の寄棟形状の屋根で、台風などの強風で棟冠瓦が飛散する現象と、棟冠瓦の役割や取り付け位置、強風の影響、そして対策と予防方法について詳しく紹介します。
寄棟屋根とは・・・
寄棟(よせむね)とは、屋根の頂点など面と面が合わさる部分を棟と呼びます。
その棟を四方から中央に寄せているため、寄棟と呼ばれています。
和風でも洋風でも似合う形であり、良く見かける形状の一つです。
寄棟屋根は、屋根の形状によって必要なメンテナンス費用も異なるため、適切なメンテナンスが重要です。
寄棟屋根は、棟を四方から中央に寄せている形状です。屋根の総面積が同じでも、切り妻と比べて各面の面積が小さくなるため、風圧に対して強い特徴があります。四面から構成されており、大棟や隅棟がある場合もあります。また、寄棟屋根は和風でも洋風でも似合う形状であり、耐風性が高く台風や嵐に強いとされています。
強風による建物被害で一番多いのが棟板金の飛散です。棟板金はスレート屋根や金属屋根の頂上や角に取り付けられており、強風を受けやすい位置にあります。固定している釘や貫板が傷んでいると、固定力が弱まり、強風によって剥がれたり飛んでいったりする可能性が高くなります。また、棟冠瓦の銅線の緩みやスレートの重なり部分の釘の錆びも原因となります。強風による飛来物が屋根や壁に当たることで破壊されることもあります。自然の力は脅威的であり、台風や竜巻などの強風による被害を防ぐためには適切な対策が必要です。
棟冠瓦は、棟の頂上部に覆いかぶさる様に設置される瓦であり、頂上部からの雨水の侵入を防ぐ役割があります。取り付け位置としては、大棟や隅棟の最上部に取り付けられています。頭に被る冠の形状からもその位置をイメージしやすいでしょう。
瓦屋根での強風対策と飛散予防方法についてご紹介いたします。【瓦の固定方法】瓦の固定は重要なポイントです。古い住宅の瓦は釘やビスで固定されていない場合があり、風速が30mを超えると瓦がずれたり飛散する危険があります。国土交通省により、2022年1月からは新築住宅を対象とした瓦の固定が義務化される予定です。瓦の固定をしっかり行うことで、台風時などの被害を防止することができます。【瓦のチェックポイント】台風前には瓦のずれや割れなどをチェックすることが重要です。万が一飛散してしまうような事態になれば、瓦は重いため人に当たって大変危険です。早めのチェックと必要に応じた修理や補修を行うことで、被害を最小限に抑えることができます。【防災瓦の活用】防災瓦は風速46mにも耐えうる耐風性能を持っています。瓦同士をロックし合う構造になっており、ビスで下地に固定する方法で施工されます。防災瓦は台風だけでなく、大型地震にも安心な屋根材として活用されています。安全性を考慮する際には防災瓦の導入も検討してみてください。
ご覧いただきありがとうございます。強風による棟冠瓦の飛散を防ぐための対策と予防方法について詳しく解説しました。今後の屋根のメンテナンスや防災対策に役立てていただければ幸いです。全体の記事のまとめ:– 寄棟形状の屋根とは、建物の屋根の形状の一つである– 棟冠瓦は屋根の最頂点に取り付けられ、強風時に飛散する可能性がある– 強風の影響を受けやすい棟冠瓦に対する対策と予防方法には注意が必要
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