屋根に使われている素材は「塩ビ波板」といって一昔前のベランダなどの屋根によく使われていた素材です。 メリットは価格が安く加工しやすいという点があるため、DIYで使われたことがある方がいらっしゃるかもしれませんね。 しかし塩ビ波板は太陽熱に弱く、経年劣化によって硬化し割れやすいというデメリットがあります。
耐用年数も3年程度しかなく、屋外では紫外線や雨風を浴びてしまうため、実は屋根などには不向きな素材なんです。最近ではあまり使われることがなくなり、替わってポリカーボネート製のものが主流となっています。 ポリカーボネートは塩ビ波板と比較すると格段に耐久性がアップし、耐用年数も長くなっています。 今回の修理でもポリカーボネート波板を使用し、紫外線や雨風に負けない屋根を作ります。
骨組みも錆びています