弊社事務所より数分の江坂町の倉庫のお客様より「使用していない部屋の雨漏りが酷いので見に来て欲しい」とのご連絡を受け、お伺いしました。
雨漏りがひどくなった室内
伺った倉庫はトタン製の瓦棒屋根であり、詳しくお話しを聞きますと、 築年数が20年以上経っており、劣化がひどい部分は自分で補修してだましだまし使っていたが、 数週間前より雨漏りがひどくなり、自分で補修するのも限界だということでご連絡をくださったようです。
入り組んだ造りのトタン瓦棒屋根
伺った屋根の形状は非常に複雑になっており、 ご自身で補修した部分もあり、大変雨水が屋根に滞留したままになりやすい形になっていました。 トタン自体もだいぶ劣化しており、塗装が剥がれていたり、錆が出ています。
トタン屋根のメリット・デメリット
トタン屋根のメリットは安価で軽量で耐用年数もそれなりにあります。 デメリットとしては熱伝導率の高さから夏は暑く、 雨音が屋根に当たることで、すごくうるさいです。 また錆に非常に弱い性質を持っています。 昨今ですと、ガルバリム製の金属で価格や機能の面でその優位性を完全に奪われ、 使用することはほぼなくなっています。
トタン屋根の塗装の目安は7~10年
トタン屋根は塗装によりメンテンナンスを行いますが、 理想は「錆が出始める前」の塗装です。 トタン屋根の厚みは0.4mm程度しかなく、例え表面的な錆に見えても、 裏側まで錆が貫通していることが多いです。 そうなると、塗装してもすぐに穴が拡がってしまい雨漏りに繋がります。 錆が出てしまい特に部分的に崩れている場合や穴が開いている、など錆が重度な場合は、 「屋根カバー工法」や「屋根葺き替え」などでメンテナンスをお薦めします。 そうなる前に最適な塗装の目安は7~10年程度です。
トタン屋根の雨漏りのお困りの方はお気軽にアメピタまでお問合せください。