雨水の流れを考慮したケラバ板金・ハゼ吊り子・軒先板金などを取り付け金属屋根材と水密材で仕上げ
築20年以上経過したカラーベスト屋根には、様々な課題が生じます。特に、表面に苔が生えている場合、以下のような問題が考えられます。
- 防水性の低下: 苔は水分を保持しやすく、屋根材の乾燥を妨げます。
これにより、屋根材が常に湿った状態になり、劣化を早める可能性があります。
- 美観の悪化: 苔が生えた屋根は見た目が悪く、住宅全体の印象を損ねる可能性があります。
- 構造への影響: 苔が繁茂すると、その根が屋根材の隙間に入り込み、屋根材を破損させる可能性があります。
また、水分を含んだ苔が凍結と融解を繰り返すことで、屋根材にひび割れが生じることもあります。
- アスベスト含有の可能性: 2004年以前に製造されたカラーベストには、アスベストが含まれている可能性があります。
アスベストは健康被害を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
これらの課題を解決するためには、適切な屋根リフォームが必要です。
屋根の状態や予算に合わせて、最適な方法を選びましょう。
築20年以上経過したカラーベスト屋根で特に注意が必要なのが、アスベスト問題です。
2004年以前に製造されたカラーベストには、アスベストが含まれている可能性があり、解体・撤去時に飛散するリスクがあります。
アスベストは、吸い込むと健康被害を引き起こす可能性があるため、適切な処理が必要です。
しかし、アスベストが含まれる屋根材の撤去には、特別な処理と高額な費用がかかることが課題となります。
そこで有効なのが、既存の屋根材を撤去せずに、その上から新しい屋根材を重ねるカバー工法です。
カバー工法は、アスベストの飛散リスクを最小限に抑えながら、屋根の耐久性と美観を向上させることができます。
カバー工法では、既存の屋根材の上に防水シートを敷き、その上から金属屋根材などを重ねます。
これにより、雨漏りを防ぎ、屋根の寿命を延ばすことができます。
また、カバー工法は、既存の屋根材を撤去する葺き替え工事に比べて、工期が短く、費用も抑えられるというメリットがあります。
劣化したカラーベストのアスベスト問題でお困りの際は、カバー工法を検討してみてはいかがでしょうか。
転: カバー工法の手順(ケラバ、ハゼ吊り子、軒先、屋根材)
カバー工法による屋根リフォームは、いくつかの段階を経て進められます。
ここでは、その主な手順についてご説明します。
- ケラバの施工: まず、屋根の端部分であるケラバに、専用の板金を取り付けます。
これは、雨水がスムーズに流れるようにするための重要な工程です。
- ハゼ吊り子の取り付け: ケラバ板金に「ハゼ吊り子」という部材を取り付け、ビスで固定します。
これにより、ケラバ板金がしっかりと固定され、強風などによる飛散を防ぎます。
- 軒先の施工: 屋根の先端部分である軒先にも、専用の板金を取り付けます。
これは、新しい屋根材の1段目を固定し、高さを調整する役割を果たします。
- 屋根材の施工: 新しい屋根材を、下の段の屋根材に引っ掛けながら、横方向に一枚ずつ取り付けていきます。
この際、雨水が浸入しないように、ビスの打ち込み場所にも注意が必要です。
- 棟の施工: 屋根の頂点部分である棟には、棟板金や水密材を取り付け、雨水の浸入を防ぎます。
- 清掃・点検: 最後に、施工で出た廃材などを清掃し、屋根全体を点検して工事完了となります。
これらの工程を丁寧に行うことで、耐久性と防水性に優れた美しい屋根に生まれ変わります。
寄棟屋根は、四方に屋根面がある複雑な形状のため、金属屋根でのカバー工法では特に注意が必要です。
まず、隅棟部分には、屋根の形状に合わせて金属屋根材を斜めに加工し、隙間ができないように丁寧に施工します。
これにより、雨水の侵入を防ぎ、屋根全体の防水性を高めます。
次に、雨水の浸入を防ぐために、水密材というスポンジ状の部材を使用します。
隅棟部分だけでなく、大棟部分にも水密材を適切に取り付けることで、屋根全体の防水性をさらに向上させることができます。
水密材は、金属屋根材と下地材の間に挟み込むように取り付け、雨水や風の浸入を防ぐ役割を果たします。
特に、棟部分は雨水が集中しやすいため、水密材による防水処理は非常に重要です。
これらの施工により、寄棟屋根でも金属屋根によるカバー工法を安心して行うことができます。
複雑な形状の屋根でも、適切な施工と防水処理を行うことで、耐久性と美観に優れた屋根に生まれ変わります。
今回の工事では、築20年以上経過したカラーベスト屋根のメンテナンスとして、カバー工法による屋根リフォームを実施しました。
アスベスト問題や費用面での不安を解消し、安心・安全に屋根をリフレッシュすることができました。
屋根は、私たちの暮らしを雨風から守ってくれる大切な存在です。
定期的なメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、快適な住環境を維持することができます。
屋根のメンテナンスやリフォームについてお悩みの際は、お気軽にご相談ください。
全体の記事のまとめ
- 築20年超のカラーベスト屋根にカバー工法を実施
- アスベスト含有の可能性を考慮し、既存屋根は残して施工
- ケラバ、ハゼ吊り子、軒先、屋根材など各部の施工手順を解説
- 寄棟屋根の施工と水密材による防水処理も実施
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『名古屋市瑞穂区にて板金屋根でのカバー工法で美しく!棟板金と差し掛け屋根の外壁際施工』
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