古い屋根瓦や屋根土・杉皮材を撤去し・清掃とブルーシート養生を行います
名古屋市緑区の神社にて、雨漏りが発生していた山車殿の屋根リフォーム工事を進めています。前回は仮設足場の設置を行い、今回はいよいよ古い屋根材の撤去作業に入りました。屋根の安全を確保しつつ、瓦や屋根土(葺き土)、杉皮材を丁寧に取り外していきます。
作業は、屋根の最上部である大棟部分から、軒先に向かって順序良く瓦を剥がしていく手順で進めます。
取り外した瓦は、地上のトラックに積み込むためにブロック状にまとめ、安全に荷台へ落とし込みます。
続いて、乾燥しきった屋根土(葺き土)を全て撤去します。
この葺き土は、かつては和瓦の接着代わりとして使われていましたが、現代の工法では主に釘留めが主流となっています。
さらに、昔の防水紙として使われていた杉皮材も丁寧に剥がしていきます。
杉皮材は長年の劣化により、野地板がむき出しになり、雨漏りの原因となるケースがあるため、しっかりと撤去します。
屋根上では、屋根土や杉皮材の細かい残骸をきれいに拾い集め、清掃作業を行います。
清掃後には、屋根の骨組みである「野地板」がしっかりと見える状態に整えます。
この野地板の上から、新しい構造用合板を取り付ける予定です。
屋根の耐久性と防水性を高めるために欠かせない準備工程となります。
翌日の作業に備え、突然の雨に対応できるよう、屋根全体を厚手のブルーシート(3000番台)でしっかりと養生します。
ブルーシートは薄手では雨水が染み込むリスクがあるため、耐水性の高いものを選定しました。
これで雨養生は万全です。
翌日からは新しい野地板の取り付けと、防水紙(ルーフィング)を貼る工程へと進んでいきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。今回は、神社山車殿の屋根リフォームにおける古い瓦や屋根土、杉皮材の撤去から雨養生までの作業をご紹介しました。屋根の下地をしっかり整えることが、今後の工事の品質と耐久性につながります。次回は、いよいよ新しい野地板や防水紙の取り付け作業をご紹介いたしますので、ぜひ引き続きご覧ください。
- 神社山車殿の屋根リフォームに伴い、瓦・屋根土・杉皮材を撤去
- 昔の施工方法と現代の工法の違いを確認
- 野地板を露出させ、清掃作業を実施
- 雨養生として屋根全体に厚手ブルーシートを設置
次回の現場ブログはこちらから読み進めます↓↓↓
『名古屋市緑区 瓦の葺き替え工事で野地板合板で補強し防水紙施工と瓦搬入準備』
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