水切り板金未施工が原因で雨漏りや腐食被害が進行・現地調査と修繕方法
屋根瓦の落下や雨漏りにお悩みではありませんか?
今回は名古屋市瑞穂区で発生したケラバ瓦の落下案件を例に、水切り板金未施工による被害と適切な修繕方法について解説します。
1. 屋根瓦が落ちかけている?名古屋市瑞穂区のお客様からのご相談
名古屋市瑞穂区にお住まいのお客様より「屋根瓦が落ちかけている」とのご相談をいただきました。
突然のことで、今後どう対処すれば良いのか、また雨漏りの心配もあったため、弊社にご連絡をいただきました。
後日、お客様のご都合に合わせて現地調査に伺い、屋根の状態を詳しく確認することにしました。
現地で確認すると、屋根の端部であるケラバ瓦が複数枚まとめて落ちかけていました。遠目では1枚ずつ固定されているように見えましたが、実際は固定するための角材ごと外れており、そのまま落下寸前の状態でした。また、軒裏(軒先の裏側)には雨水が浸入した跡があり、屋根から雨水が侵入していることが明らかでした。
3. ケラバ部に水切り板金がない!?施工不良の実態
さらに詳しい調査の結果、屋根のケラバ部に本来取り付けるべき「水切り板金」が施工されていないことが原因であると判明しました。特に20年以上前に建てられた分譲住宅やセメント瓦(モニエル瓦など)では、コスト削減のために水切り板金が省かれるケースが多く見受けられます。結果として、雨水がケラバ部から侵入し、木材の腐食や雨漏りの原因になっていたのです。
今回のケースでは、ケラバ部に防水紙を立ち上げて巻き込み、破風板に沿って水切り板金を設置する施工が必要です。さらに、雨水が軒先から雨樋に流れるように板金を加工することも大切です。実際、他のお宅でも同様の補修を行い、雨漏りを未然に防いだ実績があります。屋根にセメント瓦や洋風瓦を使用している方は、早めに専門業者による点検をお勧めします。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。屋根の不具合は見落とされがちですが、放置すると雨漏りや木部の腐食といった深刻な問題を招きます。今回ご紹介したようなケラバ部の施工不良は、特に古い住宅で多く見受けられるケースです。少しでも気になる症状があれば、お早めに専門業者にご相談ください。
- 名古屋市瑞穂区でケラバ瓦が落下しかけている事例
- 水切り板金未施工が雨漏りの原因に
- 腐食した破風板や瓦の落下リスクが発生
- ケラバ部には必ず水切り板金設置が必要
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『名古屋市瑞穂区 ケラバ袖部の破風板が腐食と施工不良による瓦の再施工事例』
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