新築時には天窓から光が差し込み、青空が見えて日中はとてもお部屋が明るく、とても良い役割をしていましたが、築年数が経ってくるとどうでしょうか？
「きちんと開閉しなくなったので役に立たなくなった」、「ガラスが曇って外がほとんど見えない」、「夏は暑く冬は寒くなってしまう」という事になり、天窓を外してしまいたいという声を聞きます。天窓は実は雨漏りの事例も多く、困っているという方が多いのです。

どうして天窓は新築時にあったのに、困ってしまうようになるのか。一つは新築時にメンテナンス方法や必要性の説明を充分に受けなかったからではないでしょうか。
ハウスメーカーの担当者は、基本的な知識しか持ち合わせていません、お住まいの細部にわたり詳しいわけではありません。現在ではメンテナンスしたくてもできないようになってしまいました。市場規模が縮小され、最盛期に１０社ほどあったメーカーは、現在では日本ベルックスとリクシルの２社だけとなってしまいました。

天窓は耐用年数を過ぎることで雨漏りとなることが多いので、雨漏りのリスクを回避するにはこれまでは必然的に天窓を撤去する方向しかなかったのです。（建築基準法で定められている採光量の問題で取り外すことのできない天窓もあります）
しかし現在は耐用年数を過ぎた天窓は雨漏りリスクを解決方法として撤去、または交換を選べます。どのメーカーの天窓であっても比較的簡単に日本ベルックスの新しい天窓へと交換できるのです。

現在の天窓は耐久性も上がり、丈夫になりました。交換のデメリットはメンテナンスだけといえます、なのでこれまで天窓があったというお住まいでは撤去となると、採光がなくなってしまうので、何かと不便を感じると思います。
やはりおすすめとしては、デメリットも少ないですし交換が良いといえます。天窓のことをしっかりと理解すれば問題もありませんし、定期的に業者に点検も依頼し、気持ち良く過ごしましょう。