雨漏りを防ぐアスファルトルーフィング
アスファルトルーフィングとは防水紙の一つです。ご存じの方も多いかと思いますが、防水紙は瓦やスレートなどの屋根材の下に敷かれる下葺材のことです。屋根はお住まいを雨風から守る役割がありますが目に見えているように表面で雨の浸入を防いでいるのが屋根材です。屋根材はその構造上、雨水や湿気が出入りできるよう屋根材と屋根材の間には隙間を設けてありますし、雨が横殴りになれば当然屋根材の隙間からの雨水が浸入してくる量は増えてきます。屋根材の劣化が起こり屋根材の割れなどから雨水の浸入を許してしまうこともあります。
防水紙は屋根材の下に敷かれ、それら雨水の浸入を最後の砦として防ぐ役割を果たしている超重要パーツなのです。
アスファルトルーフィングとは
アスファルトルーフィングは、その名前から想像する通り道路を作る際に使われるアスファルトと同じ材料で、原紙となるフェルトにアスファルトを染み込ませたものとなります。
現在ではアスファルトルーフィングを改良し、「高温・低温に弱い」デメリットを解消した改質アスファルトが主流となっています。ルーフィングメーカー大手の田島ルーフィングでも扱っているルーフィング(防水紙)のほぼすべてが改質アスファルトルーフィング(ゴムアスやゴムアスファルトルーフィングとも呼ばれています)で、その耐久年数は最高級のもので50年を超えるともいわれています。(一般的な改質アスファルトルーフィングは20年~30年ほどの耐用年数)
屋根リフォームをお願いするなら防水紙にまで気を配る会社を選びましょう!
上述のように仕上げ材と言われる瓦やスレート、ガルバリウム鋼板などの屋根材ですが、実はところどころに隙間がありそもそも完璧に雨を防ぐことを想定していません。雨漏りを防いでいるのはルーフィング(防水紙)であり、このルーフィングさえ完全であれば雨漏りは起こりません。隠れた名選手なのです。
葺き替えといった屋根リフォームを検討する方で例えば耐震性を考慮して瓦屋根からガルバリウム屋根へ、デザインを楽しみたいのでアスファルトシングルにしてみたい、やはりスレートが一番など屋根材にこだわる方は多くいらっしゃいますがルーフィングにまで気を配る方は少ないのではないでしょうか。
せっかくリフォームするのであれば見た目ももちろんですがご家族が長く暮らせる安心感も欠かせませんよね。私たち屋根の専門家からすると、ルーフィングにこだわらない会社は決して屋根工事会社として安心して工事をお任せできる会社ではないかと考えております。
リフォームのご提案を受ける際に是非お任せする会社に聞いてみてはいかがでしょうか。
私たちアメピタでもせっかく屋根材を新しくするのであれば、防水紙も高耐久で長持ちする防水紙をご提案させていただくことが多くあります。
ルーフィングにもきちんと目を配ったリフォームを考えたいという方はアメピタにご相談ください。どんな小さなご質問でも丁寧に対応させていただきます。