雨漏りの原因箇所を判定する散水試験とは。
一言に雨漏りと言っても引き起こす要因は様々です。
天井から雨漏りしてきた場合、真上の屋根部分から雨が染みこんだことが原因だと素人の方は考えます。
しかし屋根裏は梁があり、実際は雨漏りしている真上ではなく他の箇所から雨漏りが発生し、梁を伝って雨水が侵入したことが原因の場合もあります。
どこから雨水が侵入して、どのように雨漏りした天井に辿り着いたのかも突き止める必要があるのです。
今回は散水試験という方法でどのように屋根専門業者が雨漏れ原因を突き止めるか説明いたします。
まずは侵入口を見つけるため屋根に上り目視で点検を行います。
冒頭で「雨漏りを引き起こす原因は様々」とお伝えしたように、雨水の侵入口を屋根材の破損が原因なのか、雨樋が詰まっていることが原因なのか、棟板金の設置状況はどうか、、、、など様々な視点から点検をする必要があります。知識や経験が問われます。
そして侵入したと思われる箇所に水を撒きます。疑わしい箇所に水を流して雨水の侵入口かを判定いたします。この作業が散水試験と呼ばれるものです。(名前そのものですね)
また特殊な塗料を水に混ぜることで侵入した道を辿ることができ屋根裏でどのように雨水が移動したのかも知ることもできます。
家屋内に発生した雨漏りを止めるためには「侵入口」と「雨水の経路」を的確に見つけ出し、状況に合わせた修繕を行う必要があります。この判断を誤ってしまい工事を進めても雨漏りを止めることはできません。
雨漏り修理の依頼は必ず屋根工事専門の業者さんにお願いしましょう!
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