雨漏りがアレルギーや感染症の原因に!?雨漏りが人体に及ぼす悪影響

アレルギー

雨漏りがお住まいの天敵だということは周知の事実ですよね。

そもそも雨水が浸入するということは屋根材や棟部分などに何かしらの傷みが発生し浸入を許す入口があったり、本来雨水の浸入を防ぐ最後の砦である防水紙が劣化している状態を意味していますから住まいが既に危険にさらされているのです。

また内部にまで浸入を許すことで柱や梁の腐食を引き起すことで住まいを弱くしたり、壁やクロスに染みを作るなど美観の点でも良いことはありません。

良いことのない雨漏りですが悪影響を及ぼすのはお住まいに対してだけでしょうか。そうではないのが雨漏りなのです。

雨漏りでカビの生えた天井

何となくお分かりの方が多いかと思いますが、湿気が多い場所にカビは発生します。カビは5~35℃の間で育つと言われておりますが、一般住宅の年間を通しての室内平均温度が10~30℃であることからいつでもカビが発生する環境にあるのです。

特に小屋裏は太陽の光が届かないことから湿気がいつまでも残り、こちらもまたカビを育てる絶好の環境を作り出していると言えます。私たちアメピタでも雨漏り修理のお問合せを頂き現地調査で小屋裏点検をさせてもらったところカビがびっしり生えていたというお宅を何軒も見てきました。

点検時のお写真をお客様に見せるとビックリされることが多いのですが、室内までの浸入までは許さず見た目には綺麗でも実は内部は驚くような状態だったということがあります。

そしてこうして育ってしまったカビが①アレルギー疾患、②感染症、③カビ中毒と言われる症状を引き起こすと言われています。

風邪をひいてるわけでもないのに咳が出る、原因不明の頭痛がする、鼻水が出るなどのアレルギー反応が出たなどカビ毒によって様々な症状を引き起こします。もちろんそのすべてが雨漏りに起因するカビとは限りませんが、頭の片隅に雨漏りが最終的にこうした被害をもたらす可能性があるということを入れておいて損はありません。

棟板金の浮き
剥がれた漆喰

雨漏りが起こりやすい場所としては屋根の頂点である棟部分や屋根材の割れ・破損、屋根材の下に敷いてある防水紙、天窓など普段から目にしない場所であることが多いため、雨漏りを未然に防ぐ、早い段階で気づくということは意外にも難しいことです。極端なことを言えば隙間、穴さえあればどこからでも雨漏りは発生する可能性があると言えます。

ご家族の体が悪くなってからでは取り返しがつきません。ご家族の体調を合図として雨漏り修理ということがないよう雨漏りのリスクにさらされる梅雨や台風の時期には、備えあれば憂いなしで専門業者による点検をオススメいたします。

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