理由は屋根内部の結露を防ぎ、雨漏りの原因になる水気を外に輩出するために作られているのです。ここの換気がうまくできないとスレート屋根の内部では水気が充満し、下地の劣化を進めてしまう原因になります。

　そして気を配りたいのが屋根メンテナンスのため屋根塗装をした場合です。

　スレート屋根にある隙間はほんの数ｍｍ程度なため、塗装をすることでこの隙間は塞がれてしまいます。悪質な業者が施工した場合、この隙間を閉じたまま工事を完了させてしまうのです。

　隙間が塞がれることで屋根内の水気は外に排出できずどんどん溜まっていき、屋根下にある防水紙を劣化させ、野地板までも腐食させてしまいます。

　塗装をお願いした際に、見積内容に作業費用が入っているかどうか、完工後の屋根写真はどうなっているかも必ずご確認ください。

　せっかくのメンテナンスも隙間を塞がれたことで逆効果になりかねません。

　また、作業内容の説明も見積り内容も詳細がなく、不安を抱かれている方がいらっしゃいましたら屋根やさんに一度ご相談ください。無料で屋根の点検を実施させていただきます！