外壁の雨漏りは塗装で直せる？原因とおすすめの塗料をご紹介！
外壁からの雨漏りの一つの特徴として、台風のような強風や大雨の日に雨漏りが起きやすいということが挙げられます。
また、外壁材の種類によっても雨漏りの原因やメカニズムが異なります。
雨漏りは塗装で防ぐことができる？
雨漏りしたら塗装で直せばいいの？
雨漏りと塗装の関係性について、解説いたします！
外壁は複数の外壁材が組み合わさっているため、その接合部分や取り合い部分が雨漏りの原因となる場合が多いです。
特に窓のサッシ付近は注意が必要です。
換気扇フードなどの付属部品も雨漏りの原因になることがあります。
外壁には窓、換気口、屋根、玄関ドアなど、お家の建材がたくさんくっついています。
その間に隙間ができないよう、コーキングが施されていますが、凹凸のある場所に雨水が集中するので、劣化や不具合が出やすくなるのです。
外壁のシーリングやコーキングが劣化すると、雨漏りの原因となることがあります。
外壁のシーリングが劣化している場合は、そこが雨水の浸入口となり、雨漏りが起きる可能性が高くなります。
同様に、コーキングも劣化すると外壁や窓サッシ周りの隙間が生じ、雨水が浸入しやすくなります。
外壁にひびが走っていたり、塗装が剥がれているお住まいをよく見かけますが、これらも外壁の雨漏り原因の一つです。
軽度なひびや塗装剥がれがすぐに雨漏りするわけではありませんが、放っておくとひびは大きく深くなり、気付かぬうちに建物内部に雨水が浸入して雨漏りを引き起こします。
クラックは今すぐ雨漏りにつながるケースばかりではありません。
軽度なヘアークラックから、重度な構造クラックまでありますが、いずれにせよ軽度の時に補修を行う事が肝心です。
外壁塗装は、雨漏り修理を直す手段ではなく、雨漏りの原因を作らないために行うメンテナンスの一つです。
「家の外壁が汚れてきたからそろそろ塗装の時期かな…？」と考える方は多いでしょう。
家の外壁が汚れてきた、それは外壁の塗膜が劣化してきた証拠です。
塗膜とは、雨水や紫外線、熱から建物を守る保護膜のことで、新築時からおよそ8年～10年で寿命を迎えるといわれています。
もちろん、塗料の種類によって耐用年数は異なるため、10年以上経っても綺麗な状態の外壁材も多くありますが、10年に1度は点検やメンテナンスを行うことで雨漏りを防ぐことに繋がりますよ！
