今回の工事のきっかけは、名古屋市熱田区にお住まいのお客様から、「屋根の瓦が変なことになっているようだ」とご相談いただいたことでした。
詳しくお話を伺うと、別件で足場を組んでいた際に、作業員の方が屋根の端にある鬼瓦に軽く触れたところ、突然その鬼瓦が前方に倒れてしまったとのこと。
幸い、その時は軒先の瓦の上にうまく乗る形で落下したため、大きな事故には繋がりませんでしたが、お客様は大変驚かれ、屋根の安全性に強い不安を感じていらっしゃいました。
「このままでは危険かもしれない」という思いから、すぐに専門業者への依頼を決意され、当社のホームページを見つけてご連絡くださいました。
私たちはまず現地に駆けつけ、現状を詳しく点検しました。
屋根の角、隅棟の先端に取り付けられていた鬼瓦が、確かに前に倒れており、その固定方法に問題があることが明らかになりました。
通常、鬼瓦は風雨に耐えられるよう強固に固定されていますが、今回のケースでは、長年の風雨や経年劣化により、その固定力が著しく弱まっていたのです。
お客様は、以前の工事がどのように行われたのか、また、今回の鬼瓦の転倒が今後どのようなリスクをもたらすのかについて、大変ご心配されていました。
私たちは、こうしたお客様の不安を一つ一つ丁寧にお聞きし、プロの視点から現状を詳しくご説明。
そして、なぜ鬼瓦が倒れてしまったのか、今後のリスクは何なのか、そして、どのように修理すれば安全に元通りになるのかを、分かりやすい言葉で詳細にご提案させていただきました。
お客様は、当社の説明とご提案内容に納得され、その場で修理をご依頼くださいました。
お客様の「すぐに直って安心したい」という強いご要望に応えるべく、迅速な対応を心がけ、工事へと進むことになりました。
お客様の安心と安全を最優先に考え、見えない部分にこそ細心の注意を払い、丁寧な施工をお約束します。
弊社、直通ダイヤルは、こちらになります↓↓↓
施工内容 |
- 雨漏り点検
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- その他
|
築年数 |
約25年ほど |
施工期間 |
約2日間ほど |
工事費用 |
約10万円ほど |
名古屋市熱田区の屋根修理事例:鬼瓦転倒から学ぶ住まいの安全対策
「屋根から何か落ちた音が…!?」ご自宅の屋根に、もしそんな異変があったら、誰でも不安になりますよね。
今回は、名古屋市熱田区で実際にあった、屋根の「鬼瓦(おにがわら)」が突然倒れてしまったという、お客様からのご相談事例をご紹介します。
鬼瓦とは、屋根の端に取り付けられている、飾りでありながら雨風を防ぐ大切な役割も持つ瓦のこと。
普段は見上げることも少ない屋根ですが、私たちの暮らしを守る上で非常に重要な部分です。
なぜ鬼瓦は倒れてしまったのか?
そして、同じようなトラブルを防ぐために、どんな修理が必要だったのか?
お客様が「安心した」と笑顔になれた、その詳しい施工内容と、私たちプロのこだわりを、分かりやすく解説していきます。
あなたの家を守る屋根の安全、ぜひ一緒に考えてみませんか?
突然の鬼瓦落下!名古屋市熱田区で起きた屋根トラブルの始まり
名古屋市熱田区で屋根修理のご相談をいただき、早速現地調査に伺いました。
今回お客様からご連絡をいただいたきっかけは、足場設置作業中に「鬼瓦(おにがわら)」が倒れてしまったという、まさに「まさか」の出来事でした。
鬼瓦とは、屋根の端に取り付けられる装飾と、雨風を防ぐ役割を兼ね備えた瓦のことです。
足場を組んでいた職人さんが、鬼瓦の頭の部分に軽く触れたところ、バランスを崩して前方に倒れてしまったとのことでした。
現場で詳しく確認すると、屋根の隅にある隅棟(すみむね)という、屋根の斜めのつなぎ目部分に積まれた瓦の中で、鬼瓦だけがポツンと転倒していました。
この状況から、鬼瓦の固定が不十分だった可能性が非常に高いと考えられました。
屋根の瓦や金具が自然に外れることは滅多にありませんが、長年の風雨や経年劣化の影響で、固定する力が弱まってしまうこともあります。
私たちは、まず鬼瓦が倒れた原因を詳しく調査し、お客様に安心していただくため、安全に元の状態へ修復することをお約束しました。
ご自宅の屋根に何か気になる点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
なぜ鬼瓦は倒れたのか?隠れた原因と「見えない部分」の重要性
今回の点検で、鬼瓦が倒れた原因がはっきりと分かりました。
それは、鬼瓦の背面にある固定用の針金が劣化して切れていたことです。
通常、鬼瓦は背中部分にある金具やくぼみに針金を通し、数本をまとめてしっかりと縛って固定します。
しかし、今回使われていた針金は一本一本が細く、しかも使われている本数も少なかったため、鬼瓦の重さに耐える十分な強度がありませんでした。
さらに、経年劣化や雨水の侵入によって針金が腐食し、最終的に切断されてしまったと考えられます。
幸いにも、作業中に倒れた鬼瓦は、「軒先瓦(のきさきがわら)」と呼ばれる屋根の端の瓦の上にバランスよく落下し、大きな事故に繋がりませんでした。
しかし、これはあくまで運が良かっただけで、本来であれば地面まで真っ直ぐ落ちていた可能性が高いのです。
鬼瓦は見た目以上に重さがあり、もし落下する位置が少しでもずれていれば、外壁を傷つけたり、窓ガラスを割ったり、最悪の場合は人身事故に繋がる恐れもありました。
このように、普段見えにくい部分の部材がしっかり固定されていないと、思わぬ事故に繋がる危険性があるのです。
鬼瓦を安全に元通り、そしてこれまで以上に強固に固定するためには、専門的な知識と丁寧な作業が不可欠です。
まず、屋根の下地部分で針金を使って鬼瓦の背面をしっかりと縛る作業を行います。
この針金で鬼瓦の位置を安定させた上で、そのまわりにのし瓦(のしがわら)と呼ばれる平らな瓦を積み上げていきます。
こののし瓦は、「棟(むね)と呼ばれる屋根の頂上部分に使われる瓦で、針金を覆い隠すように積み上げることで、針金が雨水に直接さらされないよう工夫されています。
なぜなら、針金が雨水に直接かかってしまうと、長年のうちに錆びたり切れたりしてしまう原因になるからです。
鬼瓦を固定した後は、その針金を棟の内部へと丁寧に隠しながら、のし瓦を一段ずつ積み上げていきます。
のし瓦で針金を覆うことで、雨によるサビや腐食を防ぎ、長期間安定した状態を保てるようになるのです。
棟と呼ばれる屋根の頂上部分は、平らな「のし瓦」を順に積み上げたあと、最上部に冠棟瓦(かんむりむねがわら)という仕上げ用の瓦を取り付けて完成します。
最後に、これら全体を針金でしっかり縛り、強風などで倒れないように固定します。
このように、見えない部分までしっかり施工することで、屋根全体の安全性や耐久性が大きく変わってくるのです。
今回の屋根修理では、お客様にご安心いただくため、鬼瓦が転倒した原因を詳しくご説明しました。
そして、今後の修理計画や、屋根全体の耐久性を高めるための施工内容について、一つ一つ丁寧にご説明させていただきました。
驚くことに、今回の修理費用は、仮設足場を設置した建築業者様が負担されることになっていました。
お客様は見積書の内容をご確認後、すぐに修理作業に進んでほしいとのご依頼をくださり、私たちも迅速に対応いたしました。
原因究明から修理まで、お客様にご納得いただけるよう迅速かつ丁寧に対応することで、「すぐに直って安心した」と大変喜んでいただけました。
私たちはお客様の不安を解消し、安心して暮らせる住まいを提供できるよう、常に全力でサポートしています。
ご自宅の屋根で気になる点があれば、どんな些細なことでも構いませんので、どうぞお気軽にご相談ください。
名古屋市熱田区での鬼瓦転倒事例を通して、屋根の安全と耐久性についてご理解いただけたでしょうか。
今回のケースは、普段見えない部分の重要性を改めて教えてくれました。
私たちは、お客様が安心して長く暮らせる住まいを提供するため、一つ一つの作業に心を込めて取り組んでいます。
どんな小さな屋根の不安でも、どうぞお気軽にご相談ください。
- 鬼瓦は屋根の「顔」であり「守り手」:飾りだけでなく、雨風から住まいを守る重要な役割があります。
- 見えない「固定」が屋根の寿命を左右する:細い針金の劣化や不適切な固定方法は、鬼瓦の落下など思わぬ事故につながる危険があります。
- プロの技術で徹底補強:太い針金での強固な固定や、のし瓦で針金を保護する工夫など、見えない部分の丁寧な施工が屋根の安全性と耐久性を高めます。
- 「早めの相談」が住まいと家族を守る第一歩:屋根に少しでも異変を感じたら、大きな被害になる前に、専門家への点検・修理依頼が最も重要です。
雨漏りやお住いの建物の内装工事や外装工事でお困りの際は
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
雨漏りの調査以外でも、建物の営繕工事のご相談してください
1.交換時期が越えた住宅屋根の葺き替え工事や修繕・修理作業のご相談
2.建物の外壁部分の、塗り替えや外壁取り替え工事などのご相談
3.雨樋の取り替え工事などの板金工事などのご相談
4.建物内の大工さん工事である内装工事などのご相談
5.キッチンや設備など水道工事を含めたご相談
6.内壁のクロス壁紙などの貼り替えのご相談
7.照明器具など電気工事などのご相談
8.カーポートなどのエクステリア工事などのご相談
9.低層住宅と呼ばれる3階建て以下の建物の解体工事のご相談
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