板橋区常盤台にお住まいのK様邸にて実施いたしました、サンルームの雨漏り補修工事の様子をご報告いたします。
工事のご依頼は、
K様より「以前からサンルームで雨漏りが発生しており、長時間の降雨時には腰壁と床タイルの接合部分に染みができるため、修繕を検討している。調査とお見積りをお願いしたい」というご相談をいただいたことがきっかけでした。
まずは現地にて調査を実施いたしました。
調査の結果、雨漏りはサンルーム内部の腰壁と床面の接合部分で確認されました。
外部の状況を詳しく確認したところ、腰壁とアルミフレームの間にわずかな隙間があり、既存のコーキング部分は経年劣化により接着面が剥がれている箇所も見受けられました。
K様からは、雨漏りは特に長時間の降雨時に発生するとのお話がありました。
これらの微細な隙間から雨水が徐々に内部へ浸入していることが原因であると考えられます。
調査結果をご報告したところ、まずは
コーキングによる簡易的な補修で様子を見たいとのご希望をいただきました。
そこで、腰壁と床タイルの接合部を中心としたコーキング処理による簡易補修工事をご提案させていただきました。
| 施工内容 |
|
| 築年数 |
築20年 |
| 施工期間 |
1日 |
| 工事費用 |
税込み33,000円 |
板橋区常盤台にお住まいのK様より、「サンルームで以前から雨漏りが発生しており、長時間の降雨時には腰壁と床タイルの接合部分に染みができるため、修繕を検討している。調査とお見積りをお願いしたい」とのご相談をいただきました。
このため、早速現地にて調査を実施いたしました。
雨漏りの点検調査に伺いました。
今回メンテナンスの対象となるサンルームについてご紹介いたします。
サンルームは、屋外と屋内をつなぐ空間であり、自然光を取り入れることができる場所です。
屋外の景色を楽しむだけでなく、居住空間や作業環境をより快適にする役割も担っております。
季節や天候に左右されず明るさを確保できるため、室内を照らす理想的な空間として活用されています。さらに、リラックスした時間を過ごしたり、植物を育てたりするスペースとしても利用されることが多く、居住空間の重要な一部として欠かせない存在です。
サンルーム内部を確認したところ、雨染みが発生している箇所は腰壁と床タイルの接合部分であることが確認されました。
K様によりますと、長時間の降雨時にはこの接合部に雨染みが生じ、水が滲み出る様子が見られるとのことでした。
腰壁の上部にはサッシが設置されており、ガラス周りからの漏水は確認されませんでした。
以上のことから、
雨水は腰壁とアルミフレームの接合部から浸入し、腰壁内部を伝ってしまっているものと考えられます。
サンルーム外部の状況を確認いたしました。
腰壁の外装はタイル仕上げであり、タイルの破損や下地のひび割れなど、雨漏りにつながる症状は見受けられませんでした。
腰壁の上部にはアルミサッシが5枚設置されており、ガラス周りやフレーム間の接合部にはシーリングによる防水処理が施されておりました。
しかし、
経年による劣化の影響で、シーリングの接着面にわずかな剥離が複数箇所で確認されました。
コーキング(シーリング)は防水および緩衝の役割を担っており、劣化によって剥離やひび割れが生じると、雨水の浸入経路となる可能性があります。
特に、雨染みが確認されている箇所の直上にあるシーリングにも劣化が見られたため、シーリングの劣化による雨漏りの可能性が高い状況であると判断いたしました。
K様からは「怪しい箇所の簡易補修を行い、様子を見たい」とのご希望をいただきましたので、今回はシーリングによる簡易補修工事をご提案し、工事をお任せいただく運びとなりました。
今回のお客様のシーリング補修工事費用は税込33,000円で承っております。
なお、
工事費用は雨漏りの状況や施工環境により変動する場合がございます。
まず、シーリング(コーキング)を施工する目地周りの清掃および下地処理を行いました。下地処理を行わずにシーリングを施工すると、目地の汚れやほこりによって接着力が十分に確保できず、施工後間もなく剥がれてしまう恐れがあります。
シーリング材の性能を最大限に発揮させるためには、施工前に適切な施工環境を整えることが重要です。
また、冬場の施工では、朝露などで施工箇所が濡れている場合があります。
そのような場合でも、ブロアーやヒーターを使用することで、濡れた目地に対しても適切に対応することが可能です。
下地処理が完了した後、
目地周りの養生を行いました。シーリング材は柔らかく扱いに注意が必要なため、施工箇所周辺をしっかり
養生しないと、シーリング材(コーキング材)が広範囲に付着してしまい、周囲の汚れや仕上がりの美観に影響を及ぼす可能性があります。
丁寧な養生を行うことで、作業効率の向上はもちろん、仕上がりも美しく整えることができます。
養生が完了した後、
シーリング材(コーキング材)を充填する箇所にシールプライマーを塗布いたしました。
シールプライマーは、シーリング材と下地との接着性を高めるための材料であり、施工の際には欠かせない工程です。
プライマーを使用した施工と使用しない施工では、シーリングの耐久性に大きな差が生じるため、確実に塗布することが重要です。
プライマー塗布後は、30分から60分ほど乾燥させる必要があります。
乾燥前の状態では液状であるため、すぐにシーリングを充填しても下地に十分に接着しない場合があります。
今回
使用するシーリング材(コーキング材)は、コニシ株式会社製のシリコンシーラントです。
シリコンシーラントは耐候性や耐久性に優れており、
通常のシーラントよりも長期間にわたり効果を維持することができます。
また、耐熱性・耐寒性にも優れており、幅広い温度環境下での使用が可能です。
さらに耐水性にも優れているため、屋外や水回りのシーリングにも適しており、さまざまな環境下で安定したシーリング効果を発揮します。
ただし、シリコン系シーリング材は塗装ができないため、塗装を予定している箇所での使用は推奨されません。シーリング材にはそれぞれ特性がありますので、施工箇所の状況に応じた適切な材料選定が重要です。
シーリング充填作業では、専用のコーキングガンを用い、接着面との間に空気が入らないよう丁寧に充填することがポイントとなります。
シーリング材(コーキング材)を充填した後は、ラバー付きスポンジを使用して均一にならし、仕上がりを美しく整えました。また、充填後に
表面を軽く押さえることで、下地への密着性が高まり、施工不良や雨漏りの再発を防ぐことができます。
なお、シーリング材は完全に硬化するまで約24時間を要します。
そのため、施工後は硬化が完了するまで触れないよう注意が必要です。
雨漏りの原因と考えられる、フレームやガラスの接合部のシーリング処理が完了いたしました。
経年劣化により生じていた隙間は、新たにシーリングを充填することで雨水の浸入経路を塞ぐことができ、今後は雨漏りの改善が期待されます。施工完了後には多少の降雨がありましたが、現時点では雨漏りの再発は確認されていないとのご報告をいただいております。
引き続き、様子をご確認いただけますと幸いです。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ東東京支店】
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