工事のきっかけは相模原市南区西大沼にお住まいのお客様から「棟板金が強風の影響を受け、先日の強風により屋根の一部が飛散した」とのことで、弊社へご連絡をいただいたことから始まりました。
現地調査で、スレート屋根に上り点検したところ、棟板金の一部が欠損していることが確認され、早急な補修が必要であると判断しました。
原因は貫板の腐食による固定力の低下で、これが強風による被害につながったと考えられます。
放置すると雨漏りのリスクが高まるため、速やかな対応が求められます。
現地での打ち合わせのうえ、棟板金の交換工事を提案いたしました。
今回のお客様の工事費用は税込60,000円で承っております。
工事の相談やお見積もりについては、弊社までご連絡ください。

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容	棟板金補修・交換
築年数	25年
施工期間	1日間
工事費用	税込み60,000円

損傷した棟板金の点検調査

相模原市南区西大沼にて、強風の影響で棟板金の交換工事を行いました。
「強風で屋根の一部が飛散した」とのご相談を受け、弊社にご連絡をいただきました。
実際に現地調査へ伺いスレート屋根に上って点検したところ、棟板金の一部が飛散して欠損している状態が確認されました。
棟板金は強風による被害を受けやすいため、定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。
さらに、アンテナも強風の影響で倒れている状態でした。

棟包みは貫板に釘で固定されていますが、貫板の腐食により固定力が低下していたことが原因で、棟板金が飛散しました。
現地調査の結果、棟板金の交換工事を行うことになりました。
作業はまず、貫板と棟包みを解体し、一部にシーリング処理を施すところから進めます。

火災保険を申請

もし工事前に火災保険の申請をお考えの場合は、いくつかの手順を踏むことが大切です。
まず、保険会社に連絡し、被害の状況や発生時期、場所などを詳しく先方に伝えます。
保険会社が被害状況を把握した上で適切に対応できるよう、保険証書に記載されている会社や代理店へ直接連絡することが一般的です。
申請に必要な書類が保険会社から送られてくる場合がありますので、届いた書類を準備し、記載された指定の方法で提出します。
書類の受領後、保険会社による審査が行われ、火災保険の適用可否や給付金の決定には一定の期間時間を要します。
申請後も、保険会社と連絡を取り合い指示に従いながら、必要な手続きを速やかに進めることが大切です。

棟板金交換工事

既存の棟板金を解体して樹脂貫板を設置

まず、棟板金の解体作業を完了させ、その後、樹脂製の貫板を設置しました。
杉板の貫板と比べ、樹脂製の貫板は雨水をほとんど吸わず、腐食の心配が少ないのが特長です。
耐久性が高く、長期的に安心して使用できる材料です。

棟包みの設置

続いて、棟包みの取り付け作業を進めました。
剣先から順に設置し、ジョイント部分には防水処理としてシーリング（コーキング）を施しています。
棟包みはステンレス製ビスで確実に固定されており、今後の強風による被害も抑えられる見込みです。
棟板金の交換工事は、屋根の耐久性を高めるだけでなく、雨漏りの予防にも重要な役割を果たします。
屋根を定期的に点検し、適切なメンテナンスを行うことで、住宅の安全性や快適性を長く保つことが可能です。
棟板金の状態に不安や心配がある場合は、信頼できる業者に相談し、適切な対応を行うことが望まれます。

端部シーリング処理

今回の工事では、部分的な棟板金の交換工事になります。
特に三又のジョイント部分には、防水性を高めるためシーリング処理（コーキング処理）を施しています。
この処理により雨水の侵入リスクが抑えられ、屋根の耐久性も向上します。

完工

現地調査の際、アンテナが倒れていることを確認しましたが、お客様から使用していないとのお話がありましたので、不要な棟板金と同様に撤去しました。
今回のお客様の棟板金交換工事の費用は税込60,000円で承っております。
工事や見積もりに関するご相談は、当社までいつでもご連絡ください。

こちらの記事を書いた施工店【アメピタ横浜支店】

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