市原市安須にお住まいのお客様より、「室内の窓まわりに雨漏りの跡が出てきて心配」とのご相談をいただいたことが、工事のきっかけです。
お話をうかがうと、降雨のたびにサッシ周辺の壁や下枠付近まで湿ったような跡が出る状態で、見た目の問題だけでなく建物内部の傷みも気になっておられました。
そこで弊社が雨漏り調査を行ったところ、パラペット笠木まわりの劣化と防水処理の不具合が疑われたため、既存笠木の交換にあわせて下地補強と防水処理まで行う工事をご提案しました。
| 施工内容 |
|
| 築年数 |
築20年 |
| 施工期間 |
3日間(足場の架け払い含む) |
| 工事費用 |
税込260,000円 |
外部から見たパラペット形状と雨水を受けやすい納まり
まず建物の外部を調べると、パラペットが立ち上がる形状で、天端には板金製の笠木が取り付けられていました。
パラペットは意匠性が高い一方で、立ち上がり面と天端の両方に防水上の配慮が必要な部位です。
とくに笠木の継ぎ目や端部、下地の劣化が進んでいると、そこから浸入した雨水が建物内部を伝い、離れた場所から漏れ出すこともあります。
外観から大きな破損を見つけられなくても、雨漏りの発生状況と照らし合わせ、浸入口を一つずつ特定していくことが重要です。
室内側を見ると、サッシの上部から縦枠にかけて、はっきりとした雨染みが広がっていました。
壁紙の表面だけでなく、下地にまで水分の影響が及んでいるような跡があり、結露だけでは説明しにくい症状です。
こうした汚れや変色は、外部から浸入した雨水が壁内部を伝い、窓まわりなどの隙間から室内側に現れる際によく見られます。
とくに窓まわりは複数の部材が接するため、雨水の浸入口と室内に漏れ出す箇所が離れていることも珍しくありません。
サッシ周辺に現れた雨染みは、壁内部で雨水が回っている可能性を示すサインです。
被害の拡大を防ぐためにも、早めに原因を突き止めて対処することが大切です。
サッシ下部まで達した漏水跡から読み取れる浸水の深刻さ
さらに室内のサッシ下部に目を向けると、下枠付近にまで雨染みが広がっていました。
上部だけでなく下部にも漏水跡が見られることから、浸入した雨水が壁内部を伝い、室内側の広い範囲に影響を及ぼしていると考えられます。
こうした状態を放置すれば、内装材の汚れだけでなく、壁内部の木材が腐食したり、カビが発生したりするリスクも高まります。
目に見える雨染みは被害の一部に過ぎない可能性もあるため、表面だけを補修するのではなく、雨水の浸入口となっていたパラペット笠木まわりを根本から改修する方針をご提案しました。
工事は、既存の笠木板金を取り外す作業から始めました。
長年風雨にさらされてきた笠木は、表面だけを新しくしても、内部の下地に傷みが残っていれば雨漏りが再発する原因になりかねません。
そこで、板金の撤去後はパラペットの天端を調べ、下地の劣化具合や固定部分の状態を細かく把握しました。
パラペットの天端は雨水を受けやすく、わずかな隙間や防水層の不具合が漏水につながることもあります。
そのため、既存部材を取り外した段階で不具合を洗い出すことが欠かせません。
撤去後の下地処理を適切に行うことが、その後の補強や防水工事の品質を左右します。
既存下地の上から新しい構造用合板を増し張りし、笠木板金を安定して固定できる土台を整えました。
笠木板金は表面がきれいに仕上がっていても、受け側の下地が弱いと浮きや歪みが生じ、隙間から雨水が浸入する原因になります。
そこで、現場の納まりに合わせて下地材を調整し、端部や角部までしっかり固定できるよう補強を施しました。
笠木板金の耐久性を左右するのは、土台となる下地の仕上がりです。
とくにパラペットのように形状が変化する箇所では、下地の平滑性と固定力を確保することが、見た目の美しさと防水性を両立させるポイントになります。
下地の補強を終えたあと、その上から新しい防水紙を施工しました。
笠木板金は一次防水として雨水を受け流す役割を担いますが、強風を伴う雨や継ぎ目からの浸水も想定し、内部にも防水層を設けておくことが重要です。
防水紙は完成後には見えなくなる部分ですが、万が一、板金の隙間から雨水が入り込んでも、建物内部への浸水を抑える役割を果たします。
重ね幅や張り方向にも配慮しながら施工することで、表面の板金だけに頼らない、より確実な雨漏り対策につなげました。
カラーGLの新規笠木板金を取り付けて継ぎ目まで丁寧に仕上げ
仕上げにはカラーGL鋼板を使用し、現場の形状に合わせてコイルを加工して、新しい笠木板金を製作・取り付けました。
パラペットには直線部分だけでなく、角やほかの部材との取り合いもあるため、既製品をそのまま設置するだけでは、適切な納まりに仕上げることが難しくなります。
そこで、現場の寸法に合わせて板金を成形し、雨水がたまりにくく、スムーズに流れる形状に仕上げました。
さらに、板金同士の継ぎ目にはシーリング材を充填し、接合部からの雨水の浸入にも備えています。
下地補強・防水紙の施工・笠木板金の取り付けまで一貫して行うことで、美しい外観と防水性を備えた笠木に仕上がりました。
市原市安須で行った工事では、室内のサッシ周辺に広がった雨染みをきっかけに調査を実施し、パラペットの笠木まわりを改修しました。
雨漏りは、浸入口と室内の被害箇所が離れていることも多いため、表面の板金だけでなく、下地の補強や防水紙の施工まで行うことが大切です。
弊社では、雨漏りの無料調査を承っております。小さな雨染みや湿気が気になる段階でも、早めの対処が被害の拡大防止につながります。
パラペットや笠木まわり、窓周辺の雨漏りでお困りの際は、お気軽にご相談ください。地域に根ざした施工業者として、大切なお住まいをお守りします。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ木更津支店】
地域密着だからこそ出来る、「迅速な対応」「お客様の期待に応える」。お客様第一主義をスローガンに、スタッフ一同「お客様のために」を信念に、雨漏り修理に取り組んでおります。
いろいろな雨漏り修理を行ってきた私たちだからこそ出来る、「技術」「経験」があります。お客様の雨漏りに対するお悩みを早期解決に全力でお応えいたしますので、お気軽にご相談ください。
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