塗膜防水工事とは
液状の防水材料を塗り、
化学反応で防水の膜を作る防水工法のことです。
多種類ございまして…
これから行う
ポリマーセメント防水は
エマルション(水系)樹脂とセメント系パウダーを調合した材料からなり、
有機溶剤を含まない無機水系という環境に配慮した防水材です。
水和凝固型防水材ともいわれます。
ウレタン防水は
継ぎ目がない仕上りになるため
水の浸入のリスクが少なく施工箇所を選びません。
防水層が軽量であるため、建物への負担が少ないのもメリットでしょう。
デメリットは臭気があり、
手塗りであるため均一な塗膜を作れる職人が必要です。
また、それぞれの工程ごとに乾燥時間が必要で
その分工期が長くなります。
耐久性やコストパフォーマンス重視で防水工事したい方に
オススメです。
FRP防水は
強度、軽さ、耐水性、耐熱性、耐久性に優れ
均一な厚みで施工することが可能です。
速乾性のため工期は短くて済みます。
デメリットは
湿気や化学反応で硬化するため、外気温に左右されやすく
ウレタン防水より臭気が強烈です。
また、風呂場の床や木造住宅のベランダなど使用箇所が限られてきます。
デザイン性や色よりも、
耐久性や強度重視で防水工事したい方に向いています。
因みにFRPとは…
ガラス繊維強化プラスチックのことです。