ビフォーアフター

工事基本情報

現地調査

こちらがお悩みのスレート瓦です。表面が欠けて瓦の芯材が見えている状態です。
屋根全体の傷みは少なく、大きな欠けが見られたのはこの一か所で、他は瓦にヒビがあることが確認できました。
　スレート屋根は薄くて軽量ですが、屋根材自体に防水効果がないため、表面の塗膜が劣化してしまうと水分を吸収して欠けたり割れやすくなったりします。
このまま放置してしまうと、屋根材の下にある防水シートに水が浸入しやすい状態になり、損傷してしまうと雨漏りが発生してしまいます。

大きく欠けたところだけを補修しても、他の場所で再発する可能性も考えられます。
こちらのお宅では、屋根材の防水機能を高めるため、補修工事後に遮熱効果のある塗料を使った塗装を行うことをご提案し、実施することになりました。

工事開始

欠けた屋根の補修をします

欠けた瓦を新しい瓦に差し替えます。今回は塗装も行うため、塗装後の屋根に合わせた色の屋根材を使っています。

棟板金の釘を補修をします

屋根の頂上にある棟板金を固定している釘は、年数が経つにつれ少しずつ抜けてきてしまいます。
金属製の板金が太陽の熱で膨張し、夜に縮むという性質を持っているので釘が外へ外へと抜けてしまうのです。

どのくらい抜けているのかは、遠目からほとんど見ることができないので、専門の業者に調査を依頼し、直してもらう必要があります。

釘を浮いた状態のままにしておくと、釘の隙間から雨水が浸入してしまいます。
雨漏りの原因を作らないために、こうした釘の状態も確認したうえで適宜補修を行います。

遮熱塗料を使った塗装を行い、工事完了です

屋根の補修と塗装が完了しました！
既存の屋根とは違ったカラーで、深いグリーンの美しい屋根になりました。
今回使用した塗料は、高い防水性と撥水性を持ち、紫外線にも強いシリコン樹脂塗料となっています。
屋根材の防水機能が正常にはたらくことで、屋根の内部への雨水の滞水や湿気を取り込みにくくすることができます。

塗装か、別の工事が必要かどうかは、屋根の状態によって違います。
ご相談しながらお客様にとって一番適切な解決法をご提案させていただきます。

調査、お見積もりは無料です！
ぜひ一度お問合せください。お待ちしております！