　四街道市大日にお住まいの方より屋根の一部が落下してしまったので補修をお願いしたいとのご相談をいただきました。詳しくお話をお伺いすると屋根は瓦屋根で瓦が数枚落下してしまったとのことです。現在雨漏りは発生していないそうですが、雨漏りが発生する前に補修を行いたいとのことで今回アメピタにご相談をくださいました。まずは屋根の状態を確認し必要な工事のご提案を行いたいと思います。

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容	漆喰工事
築年数	30年
施工期間	足場設置から解体まで5日間
工事費用	詳しくはお問い合わせ下さい

屋根の状態を確認

　ご相談をくださいましたお客様の屋根を確認するために四街道市大日にあるご自宅にお伺い致します。また現在は新型コロナウィルスの対策としてマスクの着用とアルコール消毒を徹底しお客様のお住まいにお伺いしておりますのでご安心ください。
　早速屋根の調査を行っていきます。以前強風が吹いた際に頂点に設置されてある瓦が落下してしまったとのことで実際に屋根に上がらせていただき確認すると一部棟瓦は崩れてしまっているのが確認できました。

　崩れてしまっている箇所以外にも漆喰の確認を行うと漆喰の割れや剥がれが所々で見られています。瓦屋根の場合は瓦自体は高耐久で特別なメンテナンスが不要と思われる方も多いかと思いますが、瓦を固定する漆喰は経年により劣化してしまうため定期的に点検とメンテナンスが必要です。
　また瓦のズレも一部確認されました。鳩小屋部分のてっぺんの棟のすぐ下の瓦桟と呼ばれる部分がズレてしまっています。さらにケラバの部分も若干瓦の浮きの発生がみられており調整と並び替えが必要な状態です。

　今回ご相談をくださいましたお客様には屋根の状態をご説明し棟瓦全体の取り直し工事と瓦の並べ調整工事をご提案し工事のご依頼をいただきました。
　棟瓦の崩れはそのままにしてしまうと雨漏りを引き起こす原因にもなります。できるだけ定期的に屋根の点検を行い必要であればメンテナンスを行うように心がけましょう。

工事の様子

　早速棟瓦全体の取り直し工事と瓦の並べ調整工事を行っていきます。まずは足場の組み立てを行っていきます。また足場の組み立てと同時にメッシュシートを設置し屋根工事での飛散落下を防止します。
　また今回ご相談をくださいましたお客様の屋根は7寸勾配の為屋根用足場を設置する必要があるため屋根足場も設置していきます。

　足場の架設を行い工事の準備が完了したら工事を開始していきます。まずは既存の棟瓦を撤去していきます。冠瓦を外し既存の芯木と内側の葺き土を撤去していきます。心木もだいぶ年数により劣化症状がみられました。この心木を樹脂製に今回は交換していきます。

　心木の取り付けが完了したらこの周りに漆喰を詰め隙間を埋めていき固定していきます。今回漆喰で使用したのはシルガードです。軽量且つ耐久性の面でも従来品よりも優れています。更に防水性も有しており、棟取り直しの際によく使用される材料です。

　漆喰を設置したらつづいて冠瓦を下から被せて固定していきます。先程取り付けた心木にパッキンの付いた防水用のビスを使用して固定していきます。一つ一つの固定と屋根全体のズレの調整を確認し問題なければ工事完了となります。
　また鳩小屋部分の棟とズレてしまっていた桟瓦もしっかりと補修を行えば全ての工事が完了です。

　瓦屋根と言うとスレート屋根材などとは異なり定期的に塗装によるメンテナンスが不要でなおかつ耐久性がどの屋根材よりも高いためついメンテナンスを怠りがちになってしまいますが定期的な点検とメンテナンスは必ず必要となります。雨漏りを引き起こす前に定期的に点検とメンテナンスを行いましょう！
　アメピタでは雨漏りに関するご相談以外にも、雨漏りを防止するためのお住まいの点検やメンテナンスも承っております。是非お気軽にご相談ください！

こちらの記事を書いた施工店【アメピタ木更津支店】

　地域密着だからこそ出来る、「迅速な対応」「お客様の期待に応える」。お客様第一主義をスローガンに、スタッフ一同「お客様のために」を信念に、雨漏り修理に取り組んでおります。
　いろいろな雨漏り修理を行ってきた私たちだからこそ出来る、「技術」「経験」があります。お客様の雨漏りに対するお悩みを早期解決に全力でお応えいたしますので、お気軽にご相談ください。