ビフォーアフター

工事基本情報

点検の様子

　「雨漏りが再発してしまった」とのご相談を受け、調査に伺いました。現在では新型コロナウィルスの対策として、マスクの着用とアルコール消毒を徹底し、お客様のお住まいにお伺いしておりますのでご安心ください。
　室内の雨漏り箇所にはブチルテープが貼られていました。小屋裏を確認させていただくと、野地板が黒く変色している様子がうかがえました。

　屋根をみると、湿気や雨水を逃がすために設けられた隙間が全てコーキング材で塞がれていました。これでは屋根材の下に入り込んだ雨水が停滞し、雨漏りを引き起こしやすくなってしまいます。屋根材の下には二次防水として防水紙が敷設されていますが、傷んだり破けていると、雨漏りを引き起こしてしまいます。
　雨漏り補修を行ったつもりでも、誤った施工方法によって雨漏りのリスクを高めてしまうことがあります。工事は信頼のできる業者に依頼しましょう。

金属（ガルバリウム鋼板）屋根へのカバー工法

　今回は、屋根カバー工法で雨漏りを改善していきます。屋根カバー工事を行うにあたり、まずは屋根を平らにしなければなりません。頂上に取り付けられた棟板金を解体していきます。
　棟板金を解体すると、下地貫板の状態が確認できました。隙間をコーキング材で塞がれていたせいか、とても綺麗です。

　軒先に水切り板金を取り付けます。そうすることによって、屋根に降った雨水をスムーズに排水することができます。
　水切り板金の設置が完了しましたら、防水紙を敷設していきます。軒先から屋根の頂上に向かって転がすように設置します。防水紙には遅延粘着型のタディスセルフを使用しました。貼った直後は簡単に剥がせ、貼り付けてから約2時間後には強固な粘着力と防水効果を発揮します。

　防水紙の上からヒランビーを取り付けていきます。ヒランビーは、稲垣商事が販売しているガルバリウム鋼板の屋根材です。
　施工しやすく、屋根材同士の接合部分も目立ちにくいため、綺麗に仕上がります。3寸以上の勾配があれば施工することが可能です。

　仕上げに棟板金を取り付け、工事は完了となります！意匠性の高い平葺の屋根になりました。最後に作業を行う際に付いた汚れを綺麗にして、お客様へお引渡しします。

　ヒランビーを使用した屋根カバー工法によって、雨漏りを改善することができました。ヒランビーには塗膜保証15年、穴開き保証25年が付いていますので、施工後も安心です。カラーバリエーションも豊富な為、お気に入りの色が見つかると思います。屋根リフォーム工事をご検討の際にはぜひ、ヒランビーを使用してみてはいかがでしょうか。
　私たちアメピタでは、お住まいの調査～お見積りまで無料で承っております。雨漏りの再発にお悩みの方は一度、ご相談ください。