ビフォーアフター

工事基本情報

点検の様子

　バルコニーは、横にサッシが4枚ほど入るくらいで、縦の幅もそれほどありませんでした。面積が狭いという事でFRP防水を施工されたようですが、大きなひび割れが3つ出来ていました。

　また、防水層を保護しているトップコートも剥がれてきています。雨漏りは起こしていませんでしたが、過去に数回、雨水が浸入していると考えられます。今回は、FRP防水からウレタン防水に改修する事になりました。

施工の様子

　まずは、高圧洗浄や脱脂処理で床面に付いた汚れを取り除きます。清掃後、プライマーと呼ばれる下地材を塗布します。
　プライマーには、下地と防水塗料の密着度を高める重要な役割がありますので、ムラにならないよう丁寧に塗装していきます。立ち上がり部分にはメッシュシートを貼りました。

　雨漏りを起こしやすい箇所にシーリング材を打ち、乾燥させてからウレタン防水材を塗っていきます。角や立ち上がり部分はダレを防ぐ為に、粘度が高いウレタン防水材を使用しました。

　角や立ち上がりの塗装が終わりましたら、平場（床面）を塗っていきます。防水層の厚みに差が出てはいけませんので、一気に塗料を流し均しました。

　始めにウレタン塗膜防水の一層目を形成し、上から重ね塗りをして二層目を作っていきます。重ねて塗ることによって、厚みのある防水層を形成することができ、十分な防水効果が得られるようになります。防水層は紫外線に弱いので、トップコートを塗って、表面を保護します。これでウレタン防水工事は完了です！

　FRP防水からウレタン防水に改修し、お客様の雨漏りへの不安を解消することができました！元々施工されていたFRP防水は、軽くて丈夫なメリットをもつ一方で、建物の動きに追従できないという弱点があります。ひび割れなどの劣化が目立ち始めましたら、改修工事をご検討しましょう。

　私たちアメピタでは、建物の点検・調査、工事のお見積りを無料で承っております。雨漏りを起こしていなくても、建物に関するご不安やお悩みがありましたら、お気軽にお問合せください。