　武蔵野市八幡町にて飛び込みの業者に屋根の工事が必要だ、と言われたのがお問い合わせを頂いたきっかけでした。元々屋根の補修は考えていたそうで、そこに指摘されたので不安を感じたそうです。その業者曰く、屋根が破損しているのでこのままでは雨漏りするという事でしたが、実際に点検してみると破損個所は見当たりませんでした。しかし経年劣化が気になるとの事で、ちょうどいい機会だからと雨漏りをする前に工事をする事になりました。

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容	屋根カバー工法
築年数	30年
施工期間	5日間
工事費用	詳しくはお問合せ下さい。

点検の様子

　こちらのお住まいは殆ど下から屋根が見えません。かなり離れてもお隣同士の建物の位置で屋根の確認などできません。どのようにして飛び込み業者が屋根の不具合を見極めたのでしょうか。上らずに下から確認するにはドローンを飛ばすくらいしか方法はないでしょう。

　お客様はご自身で自転車置き場の屋根を下地の施工から波板屋根設置まで行ってしまう程の方です。本当なら屋根も自分でやりたいとおっしゃっていましたが、それは危ないのでやめておいた方が良いです。
　実際に屋根の状態を見るため屋根に上らせて頂きます。築３０年なので経年劣化はもちろん起きています。どの様な屋根材を使用しても経年劣化だけは避けられません。現状では雨漏りは無いですが、棟板金の釘に浮きや抜けがちらほらと見受けられます。これらは放っておくと雨漏りに繋がる可能性が高いです。

　屋根全体を詳細に点検してみて、多少の屋根材の破損はあるものの、下地が悪くなっているような感触や雨漏りの形跡はありませんでした。
　暑さ対策に換気棟を付けたそうで、スリットからは暖かい空気が出てきていますのでその機能は発揮されているようです。

　点検の結果をお客様にお伝えし、早急に対処しなければいけない箇所はない事をお伝えいたしました。しかし屋根は以前から気になっていたとの事で、暑さ対策にも効果がある屋根カバー工事でメンテナンスを実施する事に決定致しました。

カバー工事の様子

　近隣の方々にご挨拶をして足場の仮設を行います。足場を組む際、敷地内に収まれば特に問題はないのですが、今回は少し越境してしまうので近隣の方に許可を頂く必要があります。
　工事はカバー工法なので、現在の屋根を葺き替える訳ではありません。その為屋根の上から新しい防水紙を敷いていきます。

　屋根カバー工事に使用する屋根材を固定する場所は、現在の屋根の中にある垂木部分です。垂木の場所は屋根を剥がさないと目視出来ませんが、位置を把握することは出来ます。なぜかというと、棟板金を剥がした際に垂木の位置が分かるからです。屋根カバー工事では屋根全体を剥がすことは無いですが、棟板金は解体するので、その時に分かるという訳です。

　屋根材は下側の軒先から貼っていきます。今回使用する屋根材はスーパーガルテクトです。これは他の屋根材よりも硬くて切りにくいという特徴があります。その分頑丈なのですが、施工の際にはひと手間かかるのです。その為、電動ハサミを使用します。これで作業は快調に進めることが出来ます。

　こちらの屋根には天窓が設置されており、築年数がそれなりに経過しているので交換も検討されていましたが、特に機能面で問題は無いので今回はそのままに致します。天窓はメリットもありますが雨漏りが発生しやすい部分なので気を付けましょう。今回はその雨漏りを予防するために天窓の周りに水切りを入れました。

屋根カバー完工

　最後に棟は貫板にステンレス製のビスで留め、工事は完了です。スーパーガルテクトは耐久性に優れる屋根材なので、これで雨漏りの心配はないでしょう。

　私達アメピタでは、屋根カバー工事の施工実績が豊富にあり、お客様に寄り添ったご提案が出来ます。今回の様な屋根カバー工法ですと、切妻屋根から金属屋根への工事の場合、60㎡で約698,000円～承っております。詳しい料金につきましては無料点検の際にお尋ね頂ければと思います。

こちらの記事を書いた施工店【アメピタ多摩川支店】

私達「アメピタ多摩川支店」ではお客様に寄り添い、建物にとってもお客様にとっても最適な雨漏り修理のご提案をさせていただきます。
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