逗子市池子にて強い雨が降った際にベランダ下の部屋から雨漏りが発生したので点検をして欲しいとのご相談を頂き、現地調査に伺いました。
広めの
ベランダでコンクリート仕上げです。築年数20年を経過しているとの事で、ベランダの複数個所に亀裂が入っているのが見受けられます。雨漏り発生後、その亀裂に対しての応急処置で
シーリング処理を行い雨漏りを食い止めているというのが現状のようです。
今回はベランダ全体の防水工事を行いたいとのご希望でした。耐久性の高い塗料を使用したいとの事でしたので、ウレタン密着の通気緩衝工法をご提案し、ご了承を頂きました。ベランダ表面に割れや剥離が発生していますので、下地の調整から作業を行って行きます。
施工内容 |
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築年数 |
20年 |
施工期間 |
7日間 |
工事費用 |
詳しくはお問合せ下さい。 |
まずは現地調査から実施して参ります。ベランダのひび割れの下に雨漏りの症状が見受けられました。お客様ご自身でシーリングの補修をされたとの事でしたが、応急処置のみでそのままにしておいても効果を維持出来ません。更に、立ち上がり部分にも剥離が見受けられ、全体的に防水工事が必要な状況と言えます。
今回の工事にあたり、雨漏りを解消させると共に出来るだけ効果を持続させたいというのがお客様のご要望でした。その為、ベランダの状況を鑑みて検討した結果、コンクリート下地をしっかりと調整してからウレタン密着防水の通気緩衝工法を行うご提案させて頂きました。
ベランダ防水工事を行うにあたり、現在の防水を剥がす必要があります。機械で剥がせない部分は手作業で削っていきます。地道な作業で廃材も相当な量が出ますが、ここを疎かにするとどれだけ防水処理をしても耐久性を確保できないのでしっかりと行って行きます。
ひび割れに対してはエポキシ樹脂を注入し、浸水に対しての対策を致します。これらの下地補修が防水性能を長く保たせる為には非常に重要です。その後プライマーを塗布し、樹脂モルタル層の作業の準備を行います。
樹脂モルタルで下地を形成していきます。表面に削りをかけたのでこのままですと凸凹しています。今回特に下地の状態が良くないので、この樹脂モルタルについても2層掛けて、下地作りをしっかりと行って行きます。
下地を樹脂モルタルで形成した後で立ち上がり部分と平場の境界である端部処理としてシーリング処理を行います。サッシ下の狭小な部分も含めて処置し、浸水対策を講じていきます。
これらの作業が完了したら、次に通気シートを敷設していきます。現在の防水と、新たに形成するウレタン層を分けてくれます。建物の揺れによる割れが発生しても表面の防水層に影響が出難くなる効果があり、このシートの層が通気する事で入り込んだ湿気を逃します。
内部に水蒸気が溜まらないように脱気筒を設置します。シートを固定する為のウレタンを流した後、立ち上がり部分にはメッシュシートを貼ります。
ウレタン防水層は重ね塗りをしていくので、1層目が乾燥するのを待って2層目を塗布していきます。防水層の形成においてしっかりと乾燥させることは非常に大切なので、その作業はそれぞれ日を分けて施工していく必要があります。手間をかけた分、耐久性はばっちりです。
最後にトップコートを塗布して工事は完了です。ベランダの防水工事によって雨漏りの心配もなくなり、見た目も綺麗になりましたのでお客様には大変ご満足して頂けました。
私たちアメピタでは、今回の様な
ウレタン防水によるベランダや陸屋根の工事の経験が豊富にあります。防水の劣化などでお悩みの方は是非ご一報ください。防水工事の費用は1㎡あたり約5,000円~承っております。詳しくは
無料点検の際にお気軽にお尋ね下さい。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ横浜支店】
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雨漏りは、「屋根だけ」や「外壁だけ」など、単体の知識や経験だけでは止まらないケースがあります。アメピタでは、それぞれの専門的な知識に加えお住まい全体を捉え、雨漏りを止める知識と技術を持ち合わせております。
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