築30年・鉄骨3階建で、カラーベスト（石綿カラーベスト板）屋根のお家です。
約10年に1回は塗装されているとのことです。
屋根下地が鉄骨の上から耐火野地板（センチュリーボード）を使用されているので、劣化は考えにくいのですが、さすがに3回目の塗装は難しいのでは？というお考えと、3階建なので屋根のリフォームもできるならこれっきりにしたいという、二つのお悩みを抱えておられ、こちらのアメピタ東大阪店のホームページからお問い合わせをくださいました。

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容	屋根カバー工法
築年数	30年
施工期間	4日間
工事費用	100万円

　工事前の状況

10年前に2回目のグリーンに塗装が行われた、カラーベスト（石綿スレート板）の画像です。
定期的に塗装がされていたので、築30年でも屋根自体の状態はそれほど悪くなく、ひび割れも非常に少ないです。
ただ、おそらく下塗りが良くなかったのか、グリーンの塗装の剥げ落ちが多く見られ、20年前に塗られた黒色が浮き上がってきてます。。。

　安全第一で工事開始！

　まずは古い棟包みの撤去！

カラーベスト屋根を「スーパーガルテクト」などの断熱ガルバルーフでカバー工法する場合、一番最初にする作業が「古い棟包み」の撤去です。
カラーベスト屋根などで使われる「棟包み」は、先に棟下地材を取付け、次に棟板金を釘やビスで下地材に留めていくのが施工方法となってます。

こちらのお家は、鉄骨住宅で屋根の下地材である合板も、木材ではなく耐火野地板（センチュリーボード）が使用されており、築30年とは思えないほどしっかりしてます。

しかし、棟下地材は通常の木材でしたので、やはり経年劣化が多く見受けられました。

　一次防水の下葺き材をしっかり張ります！

新築工事や古い瓦から葺き替えする場合は、新しい合板下地に下葺き材（ルーフィング）を「タッカー」と呼ばれるホッチキスのような道具で、ステープル（コの字型針）で張り付けるのですが、カラーベストの上からでは効かすことができないので、代わりに板金の端材を細かく刻んだものを使って、専用釘で固定します。

　屋根葺き作業！

隅棟（降り棟）呼ばれる、屋根面が交じり合う棟部分に下地材を留め付け、そこへ「捨て谷」という部材を取付けます。
「捨て谷」とは、ゲリラ豪雨や台風などの吹き降り雨などで、万一雨水が浸入した場合に備える部材のことです。

そこへ、屋根材を一枚一枚差し込み、マニュアル通りに専用釘で留め間隔を守って、確実に葺きあげていきます！

工事完了です！

無事工事完了です！

棟板金を固定する際、メーカーのマニュアルではスクリュー釘でＯＫとなっておりますが、アメピタ東大阪店では棟板金も含め、全ての部材の固定を着色ビスで行っております！

当初は、マニュアル通りにステンレス製の着色スクリュー釘を当店も使用していたのですが、2018年に大阪を直撃した台風21号で、数多くの住宅で棟板金のめくれ上がりや飛散を目の当たりにし、その多くの原因が釘の抜け落ちだと痛感したので、それ以降は特に露出する留め材に関しては、しっかりと固定できるビスを用いて施工しております。

アメピタ東大阪店では、メーカーのマニュアルを遵守するのはもちろんですが、場合によってはそれ以上に良い施工方法を日々模索しておりますので、自信をもって工事を提供させていただいております。

東大阪市で、屋根にお困りお悩みがございましたら、ぜひ当店にお問い合わせください！！

こちらの記事を書いた施工店【アメピタ東大阪店】

「原因不明の雨漏りで困っている…」
「20年以上も屋根を点検していない…」
「大きな台風が来ても、ウチの屋根は大丈夫かしら？」
「知らない業者が来て、いきなり屋根がダメだと言うけど本当かしら？」
こんなお悩みをお抱えのお客様は、どこに相談したら良いでしょうか？

近所の工務店？知り合いの大工？ペンキ屋さん？リフォーム会社？

確かにこれらの業者様も対応は可能でしょうが、普段から雨漏りに関する依頼は多くないと思います。
また、担当者が雨漏りや屋根工事の専門的な知識を、あまり持ち合わせていないかもしれませんね。

当店は長年、雨漏り専門業者として、数千件の調査や工事を行ってまいりました。雨漏りや屋根・外壁に関する知識や経験は、どこにも負けない自信があります。
ぜひ当店にご相談ください！