中郡二宮町のお客様より、雨漏り修理のご相談をいただいたことがきっかけでした。お話をお伺いすると、なんとお住まいはまだ築2年の建物で、新築当時から雨漏りに悩まされているとのことでした。
　元々は地下からの浸水が起きており、工事を行ってやっと解消した矢先に居室内で雨染みを見つけ、屋根からの雨漏りも発生していたことに気付かれたという経緯のようでした。

　新築から10年以内の雨漏りのため、本来であれば建築を施工した会社が修理を保証するところですが、今回の建物の場合、建築途中に元々の施工会社が倒産してしまったために別の業者が施工を引き継いで、何とか完工に至ったという経緯がありました。そのため、施工会社からの保証を受けることができず、今回のように困った状況になってしまっていました。

　現地へお伺いして調査を行うと、屋根の軒先部分に空いた穴から雨水が侵入していることが雨漏りの原因であることが判明しました。状況から、新築時の施工不良で間違いありません。お客様からなるべく費用をかけずに補修したいと強くご要望をいただき、バックアップ材を穴に詰め、その上からコーキングで穴を埋めてしまう工事を行わせていただくことになりました。

　それでは工事の様子をお届けしていきます。