東久留米市金山町にお住まいの急な雨漏りにお困りのお客様より、
無料雨漏り点検と
雨漏り修理の
お見積りのご依頼を頂きました。
現地調査させて頂きますと、2階のお部屋で
雨漏りが発生しており、その真下の1階のお部屋も柱付近にも雨染みが広がっていることを確認致しました。
お住まいには、屋根裏への点検口がついていた為、屋根裏の調査させて頂きますと、2階の
谷板金部分から雨漏りが発生している事が分かりました。
部分的な修理が難しい状態であったため、施工方法として、
・雨漏りを起こした面のみ葺きかえ工事
・2階屋根すべての葺きかえ工事
2つをご提案させて頂き、お客様のご希望で2階屋根の全ての「
葺き替え工事」を施工させて頂くことになりました。
新規の屋根も
スレートをご希望でしたので、スレートの中でもワンランク上で「長寿命」の無機塗装が施された「コロニアルグラッサ」というスレート屋根材を使用致しました。
また、
棟板金の固定に使用される「貫板」は、樹脂製のものを使用し、屋根材と合わせて長期にメンテナンスを必要としない屋根への施工をさせて頂きました。
施工内容 |
|
築年数 |
築30年以上 |
施工期間 |
7日間 |
工事費用 |
約186万円 |
急な雨漏りにお困りとご連絡を頂いた為、さっそく無料雨漏り診断にお伺いさせて頂きました。
お住まいにお伺い致しますと、グレー色のスレート屋根で、2階建てのお住まいでした。
まずは、屋内の雨漏り発生箇所から確認させて頂きます。
最初に確認させて頂いたのは2階のお部屋の雨漏りで、お部屋の天井クロスに発生してしまった雨染みを確認致しました。
また、1階も調査させて頂きますと、先ほど確認させて頂いた2階のお部屋の真下にある柱周辺にも雨漏りが発生しておりました。
1階の雨漏りは、お住まいの中心部に位置するお部屋であった為、今回の雨漏りの発生原因は外壁からではなく、2階からの雨漏りの影響だと推測出来ました。
今回のお客様のお住まいは、天井裏の点検が出来る点検口が設置されていた為、直接天井に入らせて頂き、雨漏りの発生原因の調査をさせて頂きました。
確認させて頂いた所、雨漏りが発生している2階のお部屋の天井に水たまりが出来ており、さらにその上には大きく雨染みが出来ている柱がありました。
この箇所が雨漏りの原因となっている事が特定できました。
雨漏りの状態から、この場所からの雨漏りは随分前から発生している事が分かります。
じわじわと見えないところで雨漏りが進行し、室内に雨漏りが発生して初めて雨漏りが発生している事が分かる所が雨漏りの怖いところです。
続いて、先ほど屋根裏で確認した大きく染みが出来ている柱の直上を調査する為、いよいよ屋根に上ります。
屋根に上って確認してみると、大きく染みが出来ている柱の直上は、「谷板金」でした。
谷板金は、屋根の上の雨水を集めて排水する役割を果たす為、雨が降ると大量の雨水が流れます。
その為、谷板金は屋根の上で一番雨漏りのリスクが高い場所となります。
確認する限り、谷板金に異常は確認出来ませんでしたが、屋根裏で確認した雨漏りの直上が谷板金であることを考えますと、間違いなく谷板金から雨漏りが発生していると推測できます。
雨漏り点検の結果のご報告と屋根葺きかえ工事のご提案
お客様へ点検結果のご報告後、施工方法についてご相談致しました。
雨漏りの発生原因だけを修理する場合、谷板金部分の修理をすることになりますが、谷板金は両サイドの屋根材の下に設置されている為、両サイドの屋根材とそれに絡む棟も外す必要があります。
その為、谷板金のみの修理施工でも広範囲の屋根材を剥がす必要があり、またその為に足場を設置する為、施工費用もそれなりの額になってしまいます。
そうしたことも踏まえまして、今回を機会として、谷板金以外でも将来的に雨漏りが発生してしまうリスクを減らす為、屋根全体の「葺きかえ工事」をご提案させて頂きました。
お客様にご希望頂いた為、屋根全面の葺き替え工事の施工に移らせて頂きました。
それでは、今回ご提案させて頂きました屋根葺き替え工事の様子を写真と共に順にご紹介致します。
既存の屋根材は、ナショナルの「フルベスト24」という屋根材で、横幅は約60cmです。
一般的な屋根材の横幅が約90cmに対して、横幅が小さいですが、既存の屋根材の横幅が60cmでも、新しい屋根で90cmの屋根材も使用できるので問題はありません。
また、フルベスト24はアスベスト含有の屋根材となります。
既存の屋根材にアスベスト含有の屋根材が使用されている場合、処分費用に関して注意が必要です。
アスベストは、非常に安価で建材に混ぜると頑丈になる為、今回の「フルベスト24」の様に屋根材など多くの場所で頻繁に使用されていました。
しかし、アスベストが健康被害の発生原因と判明してからは、規制により使用されなくなりました。
今後、新規にアスベストが使用されることはありませんが、今回の様に既存のアスベストを使用した建材を処分する場合が問題です。
アスベスト含有の建材は、健康被害の観点から特殊な処分方法が必要な為、処分費用が余計に必要となってしまいます。
アスベスト含有の屋根材を使用しているお住まいの葺き替え工事には、処分費用が必要である為、注意が必要です。
既存屋根材の除去が完了後、新規の屋根材を固定する役割である「野地板」の増し張りを行います。
既存の屋根にも野地板はありますが、木材が材料の為、経年により劣化をしております。
劣化した野地板をメンテナンスする機会は、今回施工する葺き替え工事のタイミングしかない為、これを機会にしっかりメンテナンスしていきます。
大型の台風で、屋根が飛んでしまう映像をニュースなどでよく見かけます。
あれは、野地板が経年による劣化で屋根材を固定する力が弱まっている事が大きな要因となります。
台風や風災の被害を軽減させる為にも、屋根葺き替え工事の際に同時に行う野地板のメンテナンスは、非常に大切です。
次に、田島ルーフィングさんから発売されている「PカラーEX+」という
防水紙を設置していきます。
一般的な防水紙より少し高品質なもので、弊社ではよく使用されているものになります。
多くの雨水は、屋根材で防がれますが、防ぐことが出来なかった微量の雨水から屋内を守るのがこの防水紙の役割です。
写真の様に下から上に順番に張り付けていくことで、雨水が流れる際、防水紙の裏側に回らない様に施工していきます。
今回はお客様のご希望で、新規の屋根材もスレート屋根材を使用しての葺きかえ工事となります。
新規の屋根材には、ケイミューから発売されている「コロニアルグラッサ」を使用します。
こちらも防水紙と同じく内部への水の回り込みを防ぐために下から順に取り付けていきます。
一般的にスレート屋根では、10年毎に塗装メンテナンスを実施することが多いです。
しかし、コロニアルグラッサは、塗装の必要が無い無機加工が施されております。
価格も一般的なスレート屋根材と比べて変わらない為、今回はメンテナンスの手間が減り、綺麗な状態で長くご使用頂けるコロニアルグラッサをご提案させて頂きました。
最後に、棟板金の施工に移ります。
棟板金は、スレート屋根の棟部分を覆う金属のカバーですが、まずは棟板金を固定をする役割である「貫板」を設置していきます。
この貫板は、通常木材を使用しますが、弊社では樹脂製の物を標準採用しております。
木材を使用しても施工は可能ですが、約10年程で傷んでしまい固定力が弱まってしまう為、せっかく屋根材に「コロニアルグラッサ」を使用して長期にメンテナンスを必要としない施工をしても、棟板金のみ10年毎にメンテナンスが必要となり、ランニングコストが余計にかかってしまいます。
屋根材と共に棟板金も長期にメンテナンスの必要なくご使用いただけるように、腐らない樹脂製の貫板をご提案させて頂いております。
棟板金の取り付けが完了致しましたら、屋根葺き替え工事は完了です。
雨漏りが発生しなくなったことはもちろんですが、新規の屋根に葺き替えたことで外観が非常に美しくなりました。
屋根の景観が大きく変わることも「屋根葺き替え工事」の魅力の一つで、お客様にも大変お喜び頂けました。
私達、アメピタは急な雨漏りにお困りなお客様のお住まいに迅速に対応し、ただ雨漏り修理をご提案させて頂くだけでは無く、今回の施工内容の様に長期に渡ってメンテナンスの手間やリスクを軽減させる施工方法をお客様とご相談の上、ご提案させて頂きます。
今回ご紹介させて頂きました、屋根葺き替え工事では、切妻屋根60㎡の場合、税込み1,097,800円~ご提案させて頂きます。
新型コロナウィルス対策として、手指の消毒、マスク着用の上、点検とご相談の際は、適切なソーシャルディスタンスを確保致しますので、どうぞ安心してご相談ください。
急な雨漏りにお困りのお客様がおられましたら、どうぞアメピタまでご連絡ください!
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ多摩川支店】
私達「アメピタ多摩川支店」ではお客様に寄り添い、建物にとってもお客様にとっても最適な雨漏り修理のご提案をさせていただきます。
急な雨漏りでどこに電話したらいいのだろう?他社に雨漏り修理をお願いしても雨漏りが止まらなかった。などのお悩みをお持ちの方は是非アメピタの無料相談をご利用ください。雨漏り診断士の有資格者が多数在籍しておりますので、どんな雨漏りも確実に止めることをお約束します!
アメピタ多摩川支店は東京都調布市を所在地とし、お電話を頂いてから最短10分での現地調査や応急処置でご対応させていただいております。
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