　君津市中野で行いましたウレタン防水工事によって雨漏りを解消した例をご紹介したいと思います(^▽^)/

　お問い合わせのきっかけは、和室の目透かし天井より発生した雨染みでした。

　染みができた位置の上部にはベランダがあり、お客様もその床面にできたひび割れを怪しんでおられましたので、早速雨水の浸入を許してしまっているか調査にお伺いさせていただきます！

　本記事にて調査から完工までの流れをぜひご参考にしていただき、似たような事例でお困りでしたらお気軽にご相談ください(^_-)-☆

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容	ベランダ防水
築年数	18年
施工期間	5日間
工事費用	275,000円

まずは雨漏りの状態を確認

　雨漏り発生のご連絡からすぐにお伺いさせていただきましたので、発生した天井付近の雨染みを確認することができました。
　
　一階のお部屋にて拝見させていただくと、どうやら天井と柱の境目に雨水が到達しているようです(-_-;)

続いてベランダを確認

　雨漏りの原因は外壁であったり屋根であったりと様々ですが、上部にベランダやバルコニーが存在している場合には床面の劣化を疑うべきでしょう。

　調査をさせていただくと、床面のコンクリートにひび割れが発生しています！

　お話をお聞きいたしますと築18年になるお住いでは、これまでベランダのメンテナンスはされていないとのことでしたので、やはりこのひび割れ部分から雨水が浸入しているようです(>_<)

●ベランダなどは勾配が緩いため要注意

　屋根はひび割れが生じても傾斜がある程度ついているため、雨水が流れていきやすいです。
　外壁も同じく、付着した雨水は地面へと伝っていきますよね(^▽^)/

　しかし、ベランダは雨水が溜まらないよう勾配が付けられてはいるものの、その傾斜は非常に緩やかです。

　人が出入りすることを想定されているため緩やかでなくては困るのですが、その分雨水の滞留も長くなるため、ひび割れ部分からも雨漏りが発生する可能性は高いと言えるでしょう(*_*)

●ウレタン防水工事で解消します！

　原因が分かったところで、最適な工事をご提案させていただきます！

　今回はベランダ床に防水層が必要となるため、対応力が高く耐久性も抜群なウレタン防水にて解決いたします！(*^-^*)

ウレタン防水工事の流れ

防水層形成前に下地を整える

　ウレタン防水は防水塗料を流して層を形成する工法ですが、現状の傷んでしまったコンクリート床にそのまま施工しても密着しにくく、すぐにダメになってしまいます(-_-;)

　そこでまず行うのが、『高圧洗浄』+『下地調整』です！

　高圧洗浄では汚れや苔を除去する狙いがあり、もしそれらが残ったままだと防水層密着の妨げになってしまいます。

　写真は下地調整の様子です。

　下地調整はひび割れや凹凸を補修し、防水層がしっかりと形成できる下地を作りあげる作業です(^^)

　コンクリート床のひび割れ補修にはアンダーテックスを均すように施工し、床面をフラットな状態にしていきました！

通気緩衝シート（自着シート）を設置

　「すぐに防水層を作らないの…？」と思われた方もいるかもしれませんが、下地と防水層の間に設置する通気緩衝シートは非常に優秀な効果を発揮してくれるのです(*^^)v

　通気緩衝シートがあることで、名称の通りこのシート部分が通気層となります。

　今回のように雨漏りが発生していたコンクリート床は水分を含んでいるため、いずれはそれらが水蒸気となり防水層を下から押し上げてしまうのです(T_T)

　防水層の膨らみを予防するために通気緩衝シートを設け、水蒸気を通気層から外へ逃がすことで、ウレタン防水の仕上がりや耐久性を高めることができるんです(^▽^)/

ウレタン防水の1層目

　防水層は2層に分けて形成していきます！
　重ねることでより強固な防水層になります(*^-^*)

　まずは1層目からです。今回はダイフレックスさんのDSカラーゼロを使用しています。

　防水材には床面の大部分に塗る平場用のものと、壁面との立ち上がり部分に使用するものがあります。

　粘度に違いがあり、使い分けることでひび割れが起きにくい防水層を形成いたします(^^)v

2層目（1層目の乾燥時間に要注意）

　実はウレタン防水はある程度の工事日数を要します。
　その理由としては、1層目をしっかりと乾かす必要がある為です。

　1層目を流した後は基本的に翌日以降で2層目を形成いたします。
　乾燥途中で雨が降ると皺ができてしまったりして2層目との密着性が損なわれますので、天候を見て工期を決めることが重要です(^_-)-☆

　今回は工事中の天候も安定していたため、翌日にまた2層目を流して施工いたしました！

トップコートで仕上げます

　最後の工程です！
　防水層の色が変わったように見えますが、こちらはウレタン防水の表面を保護するトップコートとなります。

　ウレタン防水は耐水性や強度に優れますが、紫外線に弱く日光に晒され続けますと早く劣化してしまうのです(-_-;)

　基本的に今後のメンテナンスとしては、このトップコートが劣化してきますので、定期的に塗り替えを行うことで防水層のひび割れを防いでいくこととなります(^^)v

工事が無事に完了し、雨漏りも解消いたしました！

　以上の工事が無事に終わり、雨漏りを止めることができました！

　また、ベランダの床面が見違えるほど新しくなったため、その点もお客様には満足いただけたようで、嬉しい限りです(^▽^)/

▼気になる費用や保証は？

　今回の工事は約275,000円となります！
　防水工事はウレタンやFRP防水など種類がいくつかあり、それによっても費用が変わってきますので、ぜひ一度無料でのお見積もり作成をご活用ください(^^♪

　施工保証については、今回の現場ですと5年をお付けしておりますので、工事後も安心してお過ごしいただけます！

　私たちアメピタでは、他にも屋根や外壁からの雨漏り補修も豊富に施工しておりますので、お住いの雨漏りなら何でもお任せくださいませ(^^)v

こちらの記事を書いた施工店【アメピタ木更津支店】

　地域密着だからこそ出来る、「迅速な対応」「お客様の期待に応える」。お客様第一主義をスローガンに、スタッフ一同「お客様のために」を信念に、雨漏り修理に取り組んでおります。
　いろいろな雨漏り修理を行ってきた私たちだからこそ出来る、「技術」「経験」があります。お客様の雨漏りに対するお悩みを早期解決に全力でお応えいたしますので、お気軽にご相談ください。