玄関の上に設置されている明り取り用のドームから雨漏りがおきているので修理してほしいと、アメピタへお問い合わせいただきました。
過去にも何度か明り取りから雨漏りが起きていて、その度に補修してきたが、何度やっても再発してしまうとのことで、とてもお困りの様子でした。(+_+)
明り取りの状態を調査したところ、ドーム自体に破損などはありませんでしたが、
過去に補修されたと思われる部分に問題があり、雨漏りを助長しているようでした。。!
過去に行った補修の何が問題なのか、アメピタで行った雨漏り修理工事の様子と併せてご紹介します(^_^)/
施工内容 |
|
築年数 |
15年 |
施工期間 |
1日 |
工事費用 |
140,000円 |
まずは、雨漏りの状況を把握するために、内側から明り取りの様子を確認します(^_^)/
玄関から入ってすぐの天井に設置されていて、
強い雨の時などに壁を伝って雨水がポタポタと落ちてくるそうです。
調査にお伺いしたタイミングでは雨が降っていなかったこともあり、直接雨漏りの様子を確認することはできませんでした。
壁のクロスにも雨垂れの跡などは残っておらず、不幸中の幸いでした!
被害が深刻な場合には雨垂れの跡がくっきり残ってしまったり、壁のクロスが剥がれてしまうこともあります!そうなると内装の補修も必要になってしまうので、費用が嵩んでしまいます(-_-;)
続いては、屋外から直接明り取りの状態を確認します(^_^)/
玄関の上部はルーフバルコニーの様になっていて、そこに明り取りが設置されていました。
材質はポリカーボネートで、開閉できないハメ殺しタイプの天窓です。
一通り見回してみたところ、ポリカーボネート製のドーム自体にはひび割れや破損している箇所はありませんでした!
天窓からの雨漏りに多い接合部からのトラブルかもしれません。
明り取りドームは、アルミやステンレスなどのフレームの上からドームを被せ、ボルトで固定してあります(^_^)/
よく見てみると、フレームとドームの取り合い部分に、
透明なプレート状の部材が取り付けられていました。
どうやら、過去に補修を行った業者が、
雨漏りしている取り合い部分の外側にプレートを貼って雨水の侵入を防ごうとして取り付けられたようです。
根本的な解決になっていない上に、このプレートは
雨漏りのさらなる助長を招いていました。。。(-_-;)
プレートの内側に、雨水が溜まっています!
プレートを取り付けるために施されたコーキングが劣化し、隙間から雨水が侵入してしまったのでしょう。
今回の例の様に、雨漏りしているから、とりあえず隙間を塞いでしまえ!と、短絡的な手法を取ってしまうと、却って逆効果になり、被害が拡大してしまいます(-_-;)
さて、雨漏りの原因が判明しましたので工事のご提案です!
根本的な原因である
ドーム取り合い部分のパッキンの劣化だけでなく、
ドームを固定しているボルトの劣化(錆)や
ポリカドーム自体の劣化(経年による硬化など)も確認できました。
これまでの補修の様に部分的な補修も可能でしたが、一時しのぎにしかならないと考え、
明り取りドームの交換工事をご提案しました(^_^)/
お客様も繰り返す雨漏りに大変うんざりされていたようで、工事をご用命いただくこととなりました。
まずは、過去の補修で取り付けられ、
雨漏りを悪化させていたプレートを取り除きます(^_^)/
コーキングをカッターで切断すると、溜まっていた雨水が流れ出しました。
随分と長い間この状態だったようで、プレートを撤去すると、内部には
苔がびっしりと繁殖していました(+_+)
プレートが撤去出来たら、ドームを外していきます。
ドームを固定しているボルトを外し、ドーム自体も外していきます。
ボルト穴の部分には、雨水が入らないようゴムパッキンがかませてあるのですが、
経年劣化によって弾性を失い、役に立たない状態でした。
ドームが外れると、天窓が顔を出しました。
内側からの確認ではわかりませんでしたが、
天窓にもあちこちに苔が生えています。
恒常的に雨水が滞留している状態だったのでしょう。。(-_-;)
また、画像の赤い丸の部分、黒ずんでいるのがわかるでしょうか?
画像では良く見えませんが、この部分には
「水抜き穴」という小さな穴が空いています。
本来は、
結露などで窓の内側に発生した水分や入り込んだ雨水を外に逃がすための穴です。
しかし、こちらのお住まいでは恒常的に雨水が滞留していたため、
水抜き穴から逆に雨水を取り込んでしまっていたようです。。(+_+)
新しいポリカドームを設置する前に、取り合い部分に残った古いコーキングやパッキンを取り除き、綺麗に清掃します(^_^)/
清掃が不十分だと、新しいコーキングやパッキンの密着性が低下してしまい、雨漏り再発の原因になるので、丁寧に作業します!
清掃が終わったら、新しいポリカドームを設置していきます(^_^)/
撤去したものと同じ
ポリカーボネート製の明り取りドームです。
ポリカーボネートは
耐衝撃性や紫外線への耐性に優れた素材で、カーポートやベランダ・バルコニーなどの屋根にも使用される材料です(^_^)/
ドームの取り付け位置を確認したら一度ドームを外し、スポンジパッキンを張り付けます(^_^)/
しっかりと厚みがあるので、ドームを固定した際にできる隙間をキッチリと埋めてくれます!
設置したスポンジパッキンの上からポリカドームを被せ、ボルトで固定します(^_^)/
ボルト穴とボルトの間に忘れずに
ゴムパッキンを挟み、ボルト穴から雨水が侵入するのを防ぎます!
1辺2箇所、計8か所をボルトで固定し、天窓のフレームの立ち上がり部分にコーキングを施して工事の完了です!
皆さん気になる費用ですが、今回はポリカドームの撤去・交換及び防水処理等の諸々を含めて
税込み140,000円となりました。
入念な調査を行うことで、天窓自体に問題ないことが判明しましたので、
最小限の工事に留めることができました(^_^)/
事前の調査が不十分ですとお客様に無駄な工事を提案してしまうことになるので、
アメピタでは雨漏り原因を突き止めるための入念な事前調査を徹底しています!また、調査時の様子は必ず撮影し、お客様にお見せした上で必要な工事の説明を行い、ご納得いただいた上で工事をご用命いただけるよう努めています(^_^)/
工事後、無事に雨漏りが止んだとお客様から喜びの声を聞くことができました(*^^)v
キッチリと雨漏りの原因を取り除くことができたので、使用したドームやコーキングの耐用年数である10年~は安心してご利用いただけるでしょう(^_^)/
止まない雨漏りにお困りの方、原因が分からないと他の業者に断られてしまった方、ぜひ一度アメピタへご相談ください!
アメピタでは、雨漏りの調査・点検、お見積もりを無料で承っています(^_^)/
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ多摩川支店】
私達「アメピタ多摩川支店」ではお客様に寄り添い、建物にとってもお客様にとっても最適な雨漏り修理のご提案をさせていただきます。
急な雨漏りでどこに電話したらいいのだろう?他社に雨漏り修理をお願いしても雨漏りが止まらなかった。などのお悩みをお持ちの方は是非アメピタの無料相談をご利用ください。雨漏り診断士の有資格者が多数在籍しておりますので、どんな雨漏りも確実に止めることをお約束します!
アメピタ多摩川支店は東京都調布市を所在地とし、お電話を頂いてから最短10分での現地調査や応急処置でご対応させていただいております。
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