今回の工事は、お客様が屋根の異変に気づいたことがきっかけでした。
飛び込みの訪問業者に指摘され、屋根瓦の一部が破損し、コーキングボンドで補修されていることが発覚。
お客様自身は屋根の状態を確認できず、不安を感じていたため、弊社へ点検のご依頼がありました。
実際に確認すると、コーキング処理が不十分な箇所が複数見つかり、瓦の交換が必要と判断。
お客様にも状況を説明し、適切な修繕を行うことになりました。
屋根の劣化は見えない部分で進行するため、専門業者による定期的な点検が重要です。
施工内容 |
- 雨漏り点検
- 瓦屋根補修(差し替え、ずれ・破損補修)
- 応急処置対応
- その他
|
築年数 |
築30年ほど |
施工期間 |
1日間 |
工事費用 |
約10万円ほど |
屋根の破損見て見ぬふりは危険信号! 〜応急処置の限界と専門業者による根本解決〜
皆様のご自宅の屋根、じっくりと見たことはありますか?
普段なかなか目にすることのない場所だけに、気づかないうちに劣化や破損が進んでいることも少なくありません。
今回ご紹介するのは、屋根瓦の破損と、それに対する応急処置、そして最終的に専門業者による本格的な修繕工事を行った事例です。
最初にご紹介するのは、壁際の屋根瓦の破損状況です。写真をご覧いただくとわかるように、破損した部分がコーキングボンドで固定されています。これは、割れた瓦の上に熨斗瓦(のしがわら)や壁際板金が設置されており、簡単に取り外せないために、応急処置としてコーキングボンドで固定したものと考えられます。
こちらは、屋根瓦の先端が一部割れている写真です。
ここも同様に、コーキングボンドで接着固定されていました。
これらの応急処置は、一時的に雨漏りを防ぐなどの効果はありますが、根本的な解決にはなりません。
特に、屋根工事や板金工事以外の業者が、足を踏み外したり物を落としたりして瓦を破損した場合、専門業者に依頼すると追加費用が発生するため、コーキングボンドで済ませてしまうケースも見受けられます。
しかし、お客様は屋根の状況を直接確認できないため、このような不適切な処置が行われていても気づきにくいのが現状です。
今回のお客様は、建物を建てた建築業者に連絡を取っておらず、引き渡し後も連絡がなかったため、現在も営業しているか不明とのことでした。
【承】専門業者による調査と提案 – 屋根瓦交換の必要性
飛び込みの訪問業者から指摘を受けたお客様には、まずスマートフォンの写真で屋根の状況を確認させていただきました。写真から、コーキングボンドで補修された屋根瓦の破損が確認できたため、新しい屋根瓦への交換工事をご提案いたしました。
【転】屋根瓦交換工事の詳細 – 施工手順とポイント
まずは、破損した瓦を撤去し、新しい瓦に交換します。新しい瓦を差し込む前に、隣接する瓦との固定力を高めるため、専用のコーキングボンドを塗布します。このコーキングボンドは、瓦を固定する役割を果たすだけでなく、瓦の隙間を埋める役割も果たします。今回は、コーキングボンドが外から見えないように、瓦を差し込む前に塗布しました。(瓦を差し込んだ後に隙間を埋めるようにコーキングを塗る方法もありますが、どちらの施工方法でも問題ありません。)
新しい屋根瓦を差し込み、交換作業は完了です。
次に、全体にひび割れが入った瓦の交換です。この瓦は、外壁、外壁板金、熨斗瓦が上に乗っているため、そのままでは取り外せません。
そこで、まず隣の瓦を一時的に取り外し、隙間を作ります。その隙間を利用して、ひび割れた瓦をずらしながら取り外します。新しい瓦を差し込み、壁際の熨斗瓦も取り付けます。和風の屋根では、このように壁際に熨斗瓦が使われることがあります。取り付けた熨斗瓦が落下しないよう、コーキングボンドで固定します。これで、破損した屋根瓦の交換工事は全て完了です。
工事完了後、お客様に工事中の写真をご覧いただきながら、作業内容をご説明いたしました。お客様からは、「自分たちでは見ることのできない屋根が綺麗になり、大変嬉しいです」とのお言葉をいただきました。当社では、工事完了後、工事の工程をまとめた報告書を作成し、お客様にお渡ししています。※写真はイメージ
今回の屋根瓦交換工事の事例、いかがでしたでしょうか? 屋根のトラブルは、早期発見・早期対応が非常に大切です。もし、ご自宅の屋根に不安を感じたら、どんな些細なことでも構いませんので、お気軽に当社へご相談ください。専門スタッフが丁寧にご対応いたします。私たちは、お客様に安心して暮らしていただけるよう、確かな技術と誠実な対応で、住まいの安全を守ります。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
全体の記事のまとめ(箇条書き)
- 屋根瓦の破損は、コーキングボンドでの応急処置では根本的な解決にならない。
- 専門業者による調査で、屋根瓦の交換が必要と判断された。
- 和風屋根特有の熨斗瓦の施工を含め、丁寧な工事を実施。
- 工事完了後、お客様へは詳細な工事写真報告書を提出し説明。
こちらの施工事例で引用した現場ブログの様子はこちらから読み続けられますよ↓↓↓『名古屋市瑞穂区にて和瓦のひび割れ!コーキング補修から新しい和瓦に安心の交換工事』お客様にご協力していただいたアンケート(お客様の声)はこちらから読めますよ↓↓↓
『名古屋市瑞穂区にて訪問業者がよく来る割れた屋根瓦の差し替え工事』
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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