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前日までの作業で、大棟部の土台に当たる一段目ののし瓦を取り付けて状態で一晩寝かせて乾かせて次の日となりました。土台となると、この上にのし瓦などの棟瓦を積み上るため重量がかなりかさんできます。
重量がかさむと言うことは、崩れることが無いように屋根土や南蛮漆喰との接着を強くするため、乾かしておく時間必要となります。
大棟部の断面でもある、CAD画面でのイメージ図となります。この様に、半分に割ったノシ瓦を上に積み上げていきます。段差で南蛮漆喰を塗りながら、ノシ瓦を接着するように取り付けて行きます。
大棟も隅棟の90%以上が、この厚のし瓦を使っていきます。こののし瓦は、写真の様な一枚物の状態で使うときもありますが、裏面に筋が入っているので簡単に半分に割ることが出来て、棟の大部分がこの半分に割ったのし瓦を使っていきます。のし瓦は、皆さんも一回は見たことがあるかと思いますが・・・ ※ 空手家の演武で『瓦割り』の際に使われる屋根瓦です ※ 割れやすいように加工をしてあるといっても、素人さんにはほぼ割れません。 ※ 怪我をしますので、絶対に『瓦割り』真似はしないようにしてください。
大棟の土台部でもある取り付けられて接着が乾いている一段目ののし瓦部分に、真中の方からのし瓦を接着するための南蛮漆喰を置きながら塗っていきます。南蛮漆喰を塗っていく幅寸法は、職方さんの経験による感覚で南蛮漆喰を塗っていっています。この上から重ねるように、のし瓦を積んでいきますが、先ほどの説明したように真中から半分に割って取り付けて行きます。
南蛮漆喰を塗ったのし瓦の先端部分に、次の熨斗瓦の取り付け幅寸法の目印として線を付けておきます。その線を基準に、半分に割ったのし瓦の面の部分を合わせて行き、大棟部の一列ごとにのし瓦を取り付けて行きます。二段目以降からも、のし瓦を取り付ける際には塗っていった南蛮漆喰に、上から力をかけてのし瓦と南蛮漆喰を接着させていきます。そのこともあって、先ほど説明していました土台部分ののし瓦がしっかりしていないと、次から次へと上段に向けて力が下部分にかかってくるので、土台はしっかりした状態で2段目以降の棟瓦を取り付けて行きたいのです。
のし瓦を上段に積み上げて行く時は、それぞれののし瓦の段数で散り(ちり)を付けながら取り付けて行きます。散り(ちり)とは・・・建築資材を建築物に取り付ける際に出来る、納まりでありわずかなズレやズレ幅のことを指します。壁仕上げ面やドアなどの造作物それに建物柱で使われる言葉です。屋根作業に関しては、棟作業ののし瓦の段数ごとのズレ幅で使うこともあります。
大棟部にのし瓦を積み上げていき、鬼瓦の頂点を超えない部分でもある棟部の際頂点部に、棟冠瓦【伏間瓦(ふすま)】を一列並べるように取り付けて行きます。棟冠瓦には複数の種類があり、大棟部や隅棟部・棟の高さなどで考えてその場にあったものを選択されて使われます。
大棟部を真正面から見た状態です。技術のあるしっかりした職方さんが作業を行うと、のし瓦同士の接続部分が綺麗に下まで通っていることが見えます。のし瓦を積み上げて行く時は、一段ずつ半分ずらしでのし瓦を取り付けて行きます。全段が同じ位置に接続部分を来てしまうと、接続部分から雨水が染み込んで必ず雨漏りする原因となります。この様な感じで、大棟部の棟施工が完了いたしました。次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓『名古屋市南区にて二階屋根の葺き替え工事で隅棟部に棟瓦を積み上げます』
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