2024年04月20日追記

雨が降るたびに部屋まで雨漏りする建物の調査

名古屋市緑区にて、雨が降るたびに建物内の部屋から、かなりの量の雨漏りをおこしていました。
築年数から考えても、かなり古い造りのあってものでありました。
建物が古いと言うことは、屋根瓦の方もかなり古い物が使われておりました。

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専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
雨漏りした時の自分で応急処置を行うのなら！
『被害拡大を防ぐ！雨漏りに必須の応急処置【アメピタ】』

目視による屋根の点検調査の様子

後日、お約束した時間にご訪問させていただきまして、ご挨拶と共に現状のヒアリングを行わさせていただきました。
雨が降るたびに、かなりの量の雨水が流れて来て、天井板が腐食してしまっているぐらいになっておりました。
この状況から、屋根瓦の方で雨漏りするような状況になっていると考えて、お客様にご了承していただき屋根の点検を行っていきました。

初回点検の無料診断と有料診断の違いの説明↓↓↓
『アメピタ名古屋南店で初動調査でもある建物点検で無料調査と有料調査の違いの説明』

玄関の上の屋根から脚立を設置して、そこから屋根伝いにすべての屋根へと登ることが出来ます。
屋根に登ってすぐの、玄関隅棟部の上辺が（赤矢印先）が、積み上げられた棟瓦の一部が無くなっておりました。
ここの部分が無くなっていることは、雨水がかなりの量が入りやすい状態となっております。

交換時期に来ている屋根部分が、各所に多数ありました。
写真の範囲内でも、左の赤矢印の隅棟瓦の欠損。
写真右下の、谷樋交換の取り替え作業。
写真右上の、屋根漆喰の塗り替え作業など、ぱっと見で見ても複数か所がありました。

谷樋が劣化して穴があいていました

この現場ブログでは何度も出て来ていますが・・・
昔の屋根施工にて、谷樋鉄板に使われていた【銅板】の材質が普段よりも厚さが薄すぎて、当時作業していてから20～30年ほどで劣化による腐食穴があき始めていました。
流石に、雨水が纏まって溜まる場所になるため、穴があいているとその穴から屋根裏に辿り着いてしまいます。

穴を塞ごうとしてもコーキングボンドを塗っても、谷樋の表面が埃などがあるため綺麗に塗ることができません。
このような時は、新しい谷樋鉄板に取り替え交換した方が良いかと考えます。

昔の厚みも薄い銅板が材質の、谷樋鉄板に穴があく原因となるのが、経年劣化とは言いましたが屋根瓦の形状から、雨水が流れてくる場所は一定の場所に落ちてきます。
ことわざでもある、【石の上にも3年】ではないけど、同じ場所に落ち続けていると、銅板とは言え厚みが薄いため穴があいてしまうのです。
似たような感じで、谷樋鉄板の先端加工も屋根瓦の形状に沿って加工しているので、加工が上手い形状には至りにくいです。
無理やりに取り付けても、年数が経過すると無理している場所から穴があくようになっております。
古い建物で、谷樋鉄板がずっと修繕していない場合は、雨漏りの原因の一つに数えられております。

雨漏りしている原因を発見しました

経年劣化でもあり、取り付けられてから年数がかなり経過していたため、破損していた屋根瓦になります。
ここまで破損していますと、破損した穴から雨水が入ってしまい、今回の雨漏りの原因となりえます。

屋根瓦がこのように割れてしまう原因の一つに、製造された窯元の焼成温度が低かって割れやすくなっておるのも原因の一つになります。
現代では、大型の工場でコンピューター制御のラインで屋根瓦が作られております。
これほど古い時代の屋根瓦だと、単窯と言われた個人レベルで焼いているため、焼成するには温度が足らないかと考えられますね。

破損してしまっている屋根瓦に、破損した一部が挟み込んでしまっており、屋根瓦が浮いた状態になっておりました。
この様に、破損した屋根瓦を挟み込んでいる屋根瓦や、粉砕するように割れている屋根瓦がありました。
そうなると、破損や粉砕してできた屋根瓦の穴から、雨水が全部流れ込んでしまうため、天井板が腐食してしまうほどの雨漏りとなってしまします。

天井板の雨漏りは、ほぼ9割がたは屋根瓦の方に不具合があると考えれます。
内壁など、壁からの雨漏りや壁付近の天井板の場合は、外壁からの雨漏りも考えられますね。
何はともあれ、大きな金額で購入した建物ですので、修理や修繕などを年数ごとに行うことが、建物を長生きさせるコツとなります。

雨漏り点検をお客様に報告しました

屋根全体を点検させていただいて、写真で撮影した個所をお客様に報告と一緒に見ていただきました。
後日、何パターンのお見積りを作成しますと伝えさせていただきました。

今回のお見積りパターンとして。。。
１．屋根全部の屋根瓦を取り外して、屋根野地などを治してから新しい屋根瓦を施工する
２．雨漏りしている箇所（玄関・谷板鉄板交換・一番雨漏りが激しい箇所）の大規模な修繕工事
３．一番雨漏りが激しい箇所だけの修繕工事

この３点のお見積書を作成したいと考えております。

アメピタ名古屋南店では

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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】

地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。

初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。

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