雨樋から雨漏りがするので雨漏り点検をさせていただいたお客様より
雨漏り点検での報告後に、屋根・谷部の水切り板金の取り替え工事の依頼を請けました。
協力業者さんのタイミングも良く、梅雨に入る前に作業が開始することが出来ました。
繁忙期になると、雨漏り点検でさえタイミングが取れないので、、、
繁忙期になってしまうと、雨漏り点検や工事の段取りが重なるので、常日頃のお客様の目で建物・天井や壁の雨染みなどの自己確認や、繁忙期に入る前の早めの雨漏り点検の依頼をお勧めします。
お問い合わせフォームはこちらから⇒
※ 繁忙期になりそうな期間とは・・・
1.梅雨入り2~3週間前ごろ。
2.秋雨前線(秋梅雨)に入る前から終わるまで。
3.台風や地震などの自然災害が発生したあと。
この時期になると、どうしても先にご連絡をいただいたお客様からご対応することになります。
そのため、後からご連絡をいただいたお客様の『雨漏り点検の日程予約』や『施工工事の段取り』に大幅な遅れが出ることもあり得ますので、ご容赦のほどよろしくお願いします。
屋根・谷部、谷板鉄板(水切り鉄板)の取り換え工事。
まず初めの工事として、今現在取り付けられている谷板鉄板(水切り鉄板)の取り替えのため準備をします。
谷板鉄板(水切り鉄板)にかかる周辺の屋根瓦を、仮に他の場所に置いておくように、順序よく取り外していきます。
ちなみに、今回の谷板鉄板(水切り鉄板)の屋根の形状を
『八谷』と呼ばれます。
上から見たら、漢数字の
『八』と見えるからかと推測します。
今現在の谷板鉄板(水切り鉄板)を取り外しに行きます。
今回、使用されていた谷板鉄板(水切り鉄板)の材質が、
『銅板』のため折り曲げながらコンパクトにして取り外すことが出来ました。
その後、谷板鉄板(水切り板金)を取り外した場所を、軽く掃除をしておきます。
取り替えする場所に、防水紙(ルーフィング)を施工します。
谷板鉄板(水切り板金)の取り替え工事で、最も
重要‼な工程です。
屋根の施工方法にもよりますが、このタイプの場合、写真のように防水紙(ルーフィング)を施工します。(防水紙の色は、材料によって変わります)
これを施工するか?未施工のままなのか?で、かなり違いが出ることになります。
今回のお客様のような、日本瓦・屋根土工法(屋根と屋根瓦の間に接着用の特殊な屋根土を施工すること)の場合、防水紙を施工することは重要工程となります。
ただし、下記の施工の場合は。。。
1.日本瓦・から葺き工法(屋根土を一切入れず施工する)の場合。
2.洋風瓦(今風の屋根瓦のこと)が、屋根に施工されている場合。
3.カラーベストなどスレート屋根や板金屋根などの場合。
この屋根の施工の場合、元々屋根野地の上に防水紙(ルーフィング)を施工して、そのまま屋根瓦を施工していきます。
このような施工の屋根の谷板鉄板(水切り鉄板)の取り替え工事の際に、元々の防水紙(ルーフィング)の状態を確認してそのまま谷板鉄板(水切り鉄板)を施工することがあります。
状況判断時に、あまりにも大きな穴が出来ていたり、大きな傷が有ったりした場合は、その上から新しい防水紙(ルーフィング)を施工することもあります。
施工した防水紙(ルーフィング)の上に、新しい谷板鉄板(水切り板金)を施工していきます。
その後、仮に取り外して置いていました、周辺の屋根瓦を施工していきます。
最後に、本体棟の尻側に白色のしっくいを塗り施工したら、谷板鉄板(水切り板金)の取り替え工事の完了となります。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
雨漏りの調査以外でも、建物の営繕工事のご相談してください
1.交換時期が越えた住宅屋根の葺き替え工事や修繕・修理作業のご相談
2.建物の外壁部分の、塗り替えや外壁取り替え工事などのご相談
3.雨樋の取り替え工事などの板金工事などのご相談
4.建物内の大工さん工事である内装工事などのご相談
5.キッチンや設備など水道工事を含めたご相談
6.内壁のクロス壁紙などの貼り替えのご相談
7.照明器具など電気工事などのご相談
8.カーポートなどのエクステリア工事などのご相談
9.低層住宅と呼ばれる3階建て以下の建物の解体工事のご相談
アメピタ名古屋南店TOPはこちら
アメピタ名古屋南店
TOPはこちら