名古屋市中区のお客様より、ベランダの雨水の流れに対してご連絡がありました。
新築完工時からずっと雨が降るたびに、ベランダの雨水の流れが集水するところとは、全く違うところに流れてしまって雨水が溜まっているそうです。
ベランダの方へ向かい、状況点検をしてみたら・・・
まず雨水が溜まってはいけない場所に、雨水が溜まっている形跡がありました。
それも、長い間同じ方向に流れているので雨染みになってしまっています。
雨水の形跡のシミは、ベランダの出入り口のドアまで辿り着いています。
お客様のお話では、雨が降ってくると雨水が溜まってしまうので、雨が降るたびにベランダの溜まっている雨水を流しているそうです。
雨水の本来の流れる方向と今回の問題になっている雨水が溜まっている場所を、写真だけではわかりにくいので図を書き込んでみました。
・ 右下の黄色の線が【本来の雨水の流れ方向】になります。
・ 左下の赤色の線が【流れてきた雨水を集水する場所】になります。
・ 左中の茶色の線が向かう方向が【雨水が逆流している方向】となります。
・ 上段の緑の丸で囲ったところが【雨水が溜まっているところです】シミとなっています。
こちらのお宅のベランダは横方向に長いため、ベランダの中心を高くしてそれぞれ右左に雨水が流れる方式を取っていました。
被害がある方とは違う方向のベランダの状態は、正常に雨水が流れていて雨水の染みもない状態でした。
雨水が溜まっていたシミが、ベランダへの出入り口のドア方向までありました。
この現状から考えられるのは、雨水が流れやすい勾配とは逆側の勾配で施工されていることがわかります。
新築時からの完全な施工不良だと思います。
そして新築時の施工した建設会社が、本来は責任を取らないといけないのです。
ですが、お客様のお話では、ずっと声をかけているのに相手もされてないそうです。
その会社は、お客様のお住まいから歩いて1~2分の所にあるそうでが、ご近所さんだから普段以上に対応しないといけないと思うが、その建設会社は責任を取るのが嫌で逃げまわっているそうです。
お客様は諦めて、アメピタ名古屋南店にご相談してくれたそうです。
お客様にベランダの新築施工時の施工不良で、ベランダの勾配間違いと伝えました。
工事内容の提案の前に、ベランダの半分から向こう側は雨水は通常通り流れていますが、ベランダの半分を綺麗に切ってベランダ半分を修理することは出来ないことをこちらも伝えさせていただきました。
提案事項として、以下の工事となることを伝えました。
1.問題の箇所の雨水の流れを変える勾配替え工事。
2.勾配替えのため現状よりも、高さが上がる工事。
3.ベランダ全体のFRP防水工事。
後日、お見積りを作成させていただいてお届けに上がりました。
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
ぜひ一度、御見積り・現地点検調査無料のアメピタ名古屋南店にお気軽にご連絡ください!!
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