2024年08月16日追記

一階の屋根での屋根漆喰の塗り替え作業

東海市にて、木造二階建ての屋根漆喰の塗り替え作業を行っていました。
前日までで、二階の屋根での漆喰部分を新しい屋根漆喰で塗り替え作業をこなっていきました。
その前回の現場ブログはこちらから読み戻れますよ↓↓↓
『東海市にて和風瓦で施工された寄棟屋根での鬼瓦周りやコーナー部に漆喰を塗ります』
こちらの現場ブログの初めから読み戻るのならこちらからどうですか⇣↓↓
『東海市にて隣家の建て替え工事の際に工事の振動で屋根漆喰（しっくい）が剥がれる』

今回の現場ブログでは、一階の屋根部分での劣化している漆喰を取り剥がしていき、新しい屋根漆喰で塗っていきます。

専門用語に関してこちらのページも読んでください↓↓↓
『瓦屋根からの雨漏り原因と最適なメンテナンス方法』
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『被害拡大を防ぐ！雨漏りに必須の応急処置【アメピタ】』

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屋根と外壁が合わさるところの屋根漆喰の塗り替え作業

二階の外壁部分と一階の屋根がまじ合う所には、それぞれの接地点の隙間を埋めるようにのし瓦を２段積み上げて雨風が侵入しないようにします。
雨風が当たりやすい所のため、のし瓦の三日月部に塗られている屋根漆喰が、経年劣化をおこしていました。
その三日月部の劣化した漆喰を取り剥がしておき、新たに屋根漆喰を塗っていき雨水の防水を行っていきます。

棟などに使われるのし瓦について使用箇所や使用方法などの説明

のし瓦は屋根の棟部分に使用される瓦であり、雨水の侵入を防ぐための役割を果たします。
通常、1枚ののし瓦を2枚に割って使用され、その裏には線が入っており簡単に割ることができます。
のし瓦は瓦割りパフォーマンスで使用される割れやすい瓦であり、屋根の傾斜部分に設置される際には安定した場所に整理して設置されます。

また、瓦は焼き物で全く同じサイズのものを作ることができないため、大きさを合わせるために1枚の瓦を2枚に割る必要があります。
設置時には棟をまっすぐに設置するために糸張りを行い、のし瓦を設置していきます。

塗り替え作業が出来ないことがある登り壁際部

先ほどのご説明では、のし瓦を二段積んでいた部分を【平行壁】と呼ばれます。
今度の写真のように、屋根の勾配に合わせて熨斗瓦が取り付けられているのが、【登り壁】と呼ばれます。
屋根の漆喰の塗り替え作業については、【平行壁】の方は比較的に作業はしやすいのですが、【登り壁】の方は作業するための手が入らないので、塗り替えはお断りしていることがありえます。
【登り壁】の場合は、新しく塗り替えてしまうと雨漏りが発生しやすくなるので、弊社ではお勧めしていない作業となります。

一階での大棟部に漆喰を塗っていきます

一階の屋根では寄棟の大棟部に、三日月部へと屋根漆喰を塗り替えしていきました。
他の作業と同様に、こちらの三日月部分の屋根漆喰が劣化していたので、剥がして屋根土の状態にしてから新しい屋根漆喰を塗っていきました。

寄棟屋根での、隅棟部と大棟部が合致するところでは、正面にのし瓦を積み上げて行きその上に鬼瓦を取り付けて行きます。
その積み上げたのし瓦の両端に、屋根漆喰を塗っていきます。
この部分は、施工上どうしても出来てしまう隙間を埋める為に、新しい屋根漆喰で塗っていくことが必要な場所となります。
そして、ここでは屋根漆喰の代わりでコーキングボンドでの塗り替えは、量がかなり必要となるため現実的ではないため、屋根漆喰での施工の方が良いかと考えられます。

隅棟部と大棟部が交じり合う箇所でも、作業上の隙間が開いてしまうため、ここにも新しい屋根漆喰を塗って隙間を埋めて行きます。
この様な場所を【三又部】と呼ばれる場所になりまして、ここの箇所は新しい屋根漆喰を塗る場所が多くなります。

次回の現場ブログはこちらから読み進めますよ↓↓↓
『東海市にて仮設足場の解体前に屋根の最終点検と大きなアンテナの撤去工事』

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