役物瓦と呼ばれる棟瓦やケラバ瓦を取り付けて行きます
今回の現場ブログの内容ともなる『役物瓦』と呼ばれる屋根の部分として、写真の青枠の【平部(平瓦)】以外の黄色枠の【大棟部】や【ケラバ瓦】などが『役物瓦』と言われることもあります。
屋根のケラバ部には【ケラバ破風板】と言う部材が付いており、そこに当たるところまで【平瓦】を取り付けて行きます。その後、ケラバ瓦を取り付ける前準備として【平瓦】と【ケラバ破風板】の隙間に雨水が慣れこまないように、【水密材】と言うスポンジ状の材質で雨水の流れを変える屋根材を取り付けておきます。
【ケラバ破風板】と【平瓦】との間には、水流用の【水切り板金】を取り付けておきます。
前回のブログにも書きましたが、【乾式工法】で施工できる屋根材の中で【J形】以外の屋根材には、必ず取り付けないといけない材料です。
この材料が取り付けていないと、雨漏りの原因となりえますので、注意が必要です!
前回のブログはこちらから↓↓↓
『名古屋市天白区で雨漏りしていた屋根を作り直し平板瓦で葺き替えする工事』
ケラバ瓦(役物瓦)を、【ケラバ破風板】に合わせながら【平瓦】の一部が隠れるところに、ビス釘で固定をしながら取り付けていきます。
【大棟瓦】の高さ調整と【大棟瓦】の固定用のビス釘を打ち込めれる用の土台屋根材でもある【棟木】を、屋根の頂点に取り付けて行きます。この【棟木】は、写真では腐食しないように樹脂製の土台屋根材を使用していますが、サイズが合うなら普通の木材でも使用が可能です。
屋根の頂点に取り付けた【棟木】の両端に、雨水が屋根の中に侵入しないように屋根漆喰を塗っていきます。平板瓦【F形】の屋根漆喰は、色が白い屋根漆喰よりも色を黒く下屋根漆喰の方が、使われやすいです。理由的には、平板瓦【F形】が流行りだす当初、屋根瓦の色がブラック色が多かったため、屋根瓦の色に合わせるように黒い屋根漆喰が使われだしたと感じますが、別段、白い屋根漆喰を使用してはいけないわけでもありません。要は、屋根の中に雨水が侵入して雨漏りをしなければ、色が違うけど特に問題はありません。
【棟木】の上から【大棟瓦(役物瓦)】を、一枚ずつビス釘で固定しながら取り付けて行きます。先ほどの屋根漆喰の塗る幅サイズは、この【大棟瓦(役物瓦)】より幅を大きくしてはいけません。雨漏りの原因となりますので。。。
前回の現場ブログで書いていた【桟木】と、今回の【棟木】に関して・・・現在の主流は、腐食をしない樹脂製の屋根材を使われていますが、不良ミスや屋根瓦が割れたりして雨水が入らない限りには、基本的に木材で作られた屋根材を使用しても問題は全くありません。屋根瓦は密閉されるわけではないので、風と言うより空気が循環されて15~25年ぐらいではあまり腐食はしないと思いますので、屋根に木材の屋根材【桟木】や【棟木】を使用されても問題はありません。
1.日々の現場ブログのページはこちらから移動できますよ!
2.弊社でこれまで行った施工事例はこちらから読めますよ!
3.お客様との記念写真やアンケートなどの一覧となります!
雨漏りやお住いの建物の内装工事や外装工事でお困りの際は
下記までお気軽にお問い合わせください!
受付時間 9時~17時(定休日・日曜日)
※定休日でも、対応していることもありますので一度ご連絡をください。
0120-806-393【フリーダイヤル】amepita@yamamura-kensou.com
※弊社は少人数での業務を行っているために、『個人のお客様』や『弊社と昔からの取引がある会社様』とのお取引を大事にしているため、新規企業様のご依頼は少しの間は受け付けをしていませんので宜しくお願いします。
アメピタ名古屋南店のトップページに戻る⇒
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
お住まいの建物の屋根はもちろんのこと、内装工事も外装工事もご相談に乗ることが出来ますよ。
初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
雨漏りの調査以外でも、建物の営繕工事のご相談してください
1.交換時期が越えた住宅屋根の葺き替え工事や修繕・修理作業のご相談
2.建物の外壁部分の、塗り替えや外壁取り替え工事などのご相談
3.雨樋の取り替え工事などの板金工事などのご相談
4.建物内の大工さん工事である内装工事などのご相談
5.キッチンや設備など水道工事を含めたご相談
6.内壁のクロス壁紙などの貼り替えのご相談
7.照明器具など電気工事などのご相談
8.カーポートなどのエクステリア工事などのご相談
9.低層住宅と呼ばれる3階建て以下の建物の解体工事のご相談
アメピタ名古屋南店TOPはこちら
アメピタ名古屋南店
TOPはこちら