一般的な大棟部の断面図となります。建物の頂点に当たるところに、屋根工事専用の『屋根土(葺き土)』を使って【熨斗瓦(のし瓦)】を一段ずつ(大棟の内部に水が入らないように)角度をつけて積み上げていきます。ただ屋根瓦も陶器瓦の一種のため、年数が経過すると【熨斗瓦(のし瓦)】自体が当たった雨水がそのまま染み込んでしまうことがありえます。その染み込んだ雨水が、大棟部の芯に辿り着いて内部に使われている『屋根土(葺き土)』を流してしまい、敷いては角度をつけて取り付けた【熨斗瓦(のし瓦)】の角度を低く下げてしまいます。そのような状態になると、それ以上に雨水が大棟の中に流れ込んでいき、大棟の内部から屋根の躯体に辿り着いて雨漏りの原因となりえます。
経年劣化で埃やゴミが付いた状態なら、大棟部の屋根漆喰の部分は黒ずんでいたり劣化汚れをしています。しかし、大棟部の内部に雨水が入っているのなら、写真のような漆喰の真ん中から破れるように『屋根土(葺き土)』が剥き出しに見えるようになります。それ以外にも、内部に雨が入っている判断が出来るのもありますが、現場の経験的なものが必要なため今回は割愛させていただきます。
この様に、時間をかけてですが大棟部内部に入った雨水が、内部から屋根漆喰を溶かすように取り剥がしていきます。
建物全域に作業足場を設置しまして、屋根リフォーム工事の開始になります。弊社では、作業足場の設置をお願いしています。作業足場を設置するお願いをする理由として・・・1.作業者の屋根上からの落下しないように2.作業道具や材料が、隣家に落下しないように3.作業時に発生した埃などが直接近隣に向かわないようにお見積作成時点で、お見積り項目に掲載いたしますので、よろしくお願いします。
屋根工事専用の運搬・昇降梯子を設置しておきます。
昇降用のエンジン梯子のイメージ図になります。屋根工事に携わる人たちなら、必ず持っている屋根道具の一つになります。
大棟部の棟瓦を一番上の冠瓦から一段ずつ【熨斗瓦(のし瓦)】取りながら、大棟部の棟瓦を(平瓦)が見える状態まで解体していきます。取り除いた棟瓦は、先ほどの運搬用のエンジン梯子で一回で乗せれる分を梯子についている台車にて降ろしていきます。その際の降ろせれる分として、決まりは無いですが、降ろしている最中に梯子についている台車の横から落下しない程度になります。使われていた『屋根土(葺き土)』は、解体する際と同時に土嚢袋に積んで、土嚢袋を梯子の台車に載せて下に降ろしていきます。これらの産廃処理ですが、産廃処理場に持って行くのですが、今は産廃処理場もゴミで一杯になっており、一切合切処理するものを一緒にすると産廃処理場の受付で怒られますか引き取り禁止を言い渡されます。屋根瓦なら屋根瓦のみ、屋根土なら屋根土のみなど、物件から発生する産廃も分別しないと受け取りが拒否されるため、昔に比べてリフォーム工事の際の処分費が、産廃処理場の処理場の限界や作業者の手間などがあり昔(30~40年前に)に比べて高騰しているとおもいます。
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地元密着で屋根の工事を中心に、雨漏りの専門家として営んできました。
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初動調査でもある目視による点検調査には、写真の私が責任をもってご訪問させていただきます。
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