リフォーム工事となる建物に仮設足場を設置しましょう
屋根以外には何度か手直しが入っている神社所有の山車殿を、今回は屋根瓦の葺き替えのための屋根リフォーム工事として、作業を行うために仮設足場を設置していきます。
足場屋さんの運搬用のトラックを、建物の横に付けて作業を開始していきます。
まず初めに、建物の周りにその位置で使用する仮設足場の材料を、それぞれ分配して置いていきます。
作業途中の仮設足場は組んでいる途中のため、あまりバランスは良くないので、すぐに仮設足場を組んで固定していけるように、出来るだけ手に届く近くに仮設足場の材料を分配していきます。
足場屋さんの親方さんが、仮設足場の設置するために土台となる一本目の足場の位置を決めていきます。
仮設足場が設置されていくために、ある材料を適当に組んでいくわけでも無くて、土台となる足場位置を決めて組んでいかないと、きっちりとした仮設足場は組み立てることが出来ませんよ。
先ほどの仮設足場の土台となる最初の位置を決めてから、仮設足場の土台となる一段目を横に向かって組んでいきます。
仮設足場は上に組み上げていきますが、2段目以降など上段を組み上げる時に、最初の足場材料一本目を取り付ける時が、バランスが崩れやすいため細心の注意で組み始めていきます。
建物の周りをまわりながら、一段ずつ仮設足場を組上げていきます。
なお足場屋さんの作業の仕方によっては、建物の一面ずつ組み上げてから次の面に移る時もあれば、今回のように建物を回りながら組み上げていくこともあります。
その時の建物の状況・足場を設置する場所の状況・運搬トラックや材料搬入の状況によって似変わりますので、当日作業をする足場屋さんに仮設足場の設置方法は一任しています。
建物の屋根の上まで仮設足場をくみ上げてから、養生ネットを仮設足場全体に取付けれたら、仮設足場の設置工事は完了となります。
この様に仮設足場の設置工事には、大変な労力がかかっています。
1.仮設足場の一軒組み上げるための材料の量が多いため、運搬トラックが大きいサイズになってしまいます。
2.仮設足場の設置途中では、まだバランスが悪い中、作業者さんが組み上げて行きます。
3.仮設足場の材料が鉄製の材質が使われて、それぞれを組み上げて行く時に大きなハンマーで叩き入れながら打ち込んでいきます。
職人さん達も、音の反響の一番近いところで作業をしているので、聴力に弊害がある可能性もありえます。
仮設足場の設置の際には、近隣の皆様には騒音や運搬トラック及び材料の搬入でご迷惑をおかけします。
ご近所の方にもご挨拶をさせていただくなどご配慮もさせていただきますので、ご協力の程、よろしくお願いいたします。
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