劣化している野地板の上に新しい野地板を取り付けて行きます
前日作業までに、古い屋根瓦などの部材を取り剥がして、屋根全体にブルーシートにて雨養生をした状態からの作業となります。
現在の屋根の野地板に上から重ねるように、新しい野地板を取り付けて行きます。
新しい野地板としてよく使われているものとしては・・・
1.約900㍉x1800㍉の一枚板材。
2.板材の厚みは、10㍉から12㍉の厚みが使われやすいです。
3.古い野地板は、新しい野地板の補強代わりに使われます。
新しい野地板を屋根全体に取り付けて行きます。
取り付けて行く時に、新しい板材同士に段差が出来ないように取り付けて行きます。
段差がついてしまうと、この先の工程になる防水紙(ルーフィング)を貼ってもその段差で破れる可能性があります。
それ以外にも、その段差の部分の屋根瓦までずれが生じてしまいますので、段差ずれだけは気を付けて取り付けて行きます。
新しい野地板材を屋根全体に取り付けていったら、その新しい野地板材の上から防水紙(ルーフィング)を取り付けて行きます。
防水紙(ルーフィング)を取り付けて行く時の注意点としては、雨水が侵入しないように防水紙(ルーフィング)同士の重なりは余裕をもって取っておく方が良いかと思います。
防水紙(ルーフィング)を屋根の先端部分から貼り始めていき、屋根の頂点部にあたるところまで重ねながら新しい野地板材の上に貼っていきます。
防水紙(ルーフィング)を貼って行く時には、屋根工事専用の大型のホッチキスで新しい屋根材と防水紙(ルーフィング)を止め付けて行くように、屋根全体に防水紙(ルーフイング)を貼っていきます。
屋根全体に防水紙(ルーフィング)を張り詰めた後に、桟木という屋根瓦を引っかけて固定しながら屋根瓦の固定釘を打ち込むための土台材を、屋根瓦を施工するための寸法ずつに取り付けて行きます。
この桟木は、木材系の材質の時もあれば、今回の樹脂系の材質を使うことがあります。
特にどちらを使っても、屋根瓦を施工することに関しては大差がなく問題とはなりません。
ただし、屋根瓦が風化したり屋根瓦が破損した際に、雨水が屋根瓦内に侵入した時には、木材系の材質だと腐ってしまいそこから雨漏りする可能性はありえますので注意してください。
今回も和風の屋根瓦を屋根に施工をしていきますが、その和風の大棟の中に入れる棟芯材(耐震工法のため)を固定する部材:『強力棟金具』を、屋根の大棟芯に規定寸法ずつ取り付けて行きます。
屋根瓦を施工するために、屋根全体に屋根瓦を上げ越していきます。
屋根瓦は屋根全体に配られておかれますが、屋根瓦をお取り付け施工に干渉されないように、屋根瓦を重ねながら配膳されていきます。
それと必要な枚数よりも少し少な目で、屋根上に上げ越されて行き屋根瓦を施工していき最後の方で、足らなかった分を再度屋根上に上げていきながら屋根瓦を施工していきます。
この様な感じで、新しい野地板材を屋根全体に取り付けて行く作業から、屋根上に屋根瓦を上げ越して行く作業までの様子でした。
雨漏り調査・雨漏り修理なども対応しています。それ以外にも、住宅の屋根・壁・樋の外装工事のすべてや住宅の内装工事のすべて、カーポートなどの住宅の外構工事、そして住宅の解体工事も対応しています。一度、気軽にご連絡をください。ご相談やお問い合わせのメールはこちらから⇒※弊社は少人数で業務を行っているため、『個人のお客様』と『弊社と昔から取引がある会社様』とのお取引を大事にしたいと思っていますのでよろしくお願いします。
アメピタ名古屋南店のトップページへ
こちらからトップページに戻る⇒
こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、左写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
ぜひ一度、御見積り・現地点検調査無料のアメピタ・名古屋南店にお気軽にご連絡ください!!
名古屋市の雨漏り修理TOPはこちら
名古屋市
の雨漏り修理TOPはこちら