名古屋市緑区にて、雨漏りしている屋根から新しい屋根へと葺き替え工事の様子を書いた現場ブログとなります。
今回の現場ブログが第4回目となります。
前回の現場ブログの様子はこちらから↓↓↓
『名古屋市緑区にて寺社仏閣の勾配が変わる屋根に和風の屋根瓦を施工していきます』今回は、一部屋根葺き替えした際に発生する、
【古い屋根瓦】と
【新しい屋根瓦】との境界となる場所から、雨水が屋根裏に回らないようにするために、棟瓦の一番上に施工する【冠瓦】を取り付けて雨水の侵入を防ぐようにします。
前回までに、平瓦が屋根の葺き替えする範囲全てに施工することが出来ました。
今回からは、
【古い屋根瓦】と
【新しい屋根瓦】との境界となる場所に、施工上の隙間が出来てしまいます。
その隙間に雨水が侵入してしまって屋根裏に回らないようにするために、棟瓦の一番上に施工する【冠瓦】を取り付けて雨水防止をしていきます。
古い屋根瓦と新しい屋根瓦との境界の隙間を塞ぐように、冠丸瓦を使って防水処理をしていきます。
冠丸瓦を取り付ける際に、南蛮モルタル(屋根漆喰)を中に塗りながら、『高さ調整』と『冠丸瓦との接着効果』として冠丸瓦を一本ずつ屋根に取り付けて行きます。
今回のような冠丸瓦以外にも、屋根瓦の境界隙間が出来た際に塞ぐための冠瓦は何種類かあります。
1.冠丸瓦(素丸瓦)
素丸瓦と呼ばれる冠瓦の一種です。
今回のような、境界線を塞ぐ冠瓦の中では、一番多く使われる冠瓦かと考えられます。
2.冠紐丸瓦(紐丸瓦)
丸瓦同士の接合部分を覆う、冠瓦の先端が盛り上がる半円状の『紐』が付いている冠丸瓦の派生品に成ります。
1.冠丸瓦より接合部分が覆われるため、若干雨水の侵入を防げます。
ただし、意匠的に合わせる場所によっては、
1.冠丸瓦を使用するところもありえます。
3.冠伏間瓦(伏間瓦)
上記二つは丸みを帯びた瓦となりますが、こちらの冠伏間瓦は高さが前項2つに比べて低くて、平べったい冠瓦となります。
勿論こちらの瓦も、棟部の一番上の冠部にも使われることがあります。
今回のような、古い屋根瓦と新しい屋根瓦との境界線に使われるパターンとして、新しい屋根瓦の施工寸法が合わせにくく隙間の範囲が開くときに使われるときがあり得やすいです。
屋根の先端になる軒先部分から、越屋根が建っている屋根の上段付近まで、冠丸瓦を取り付けて行きます。
針金を通した釘穴から雨水が入り込まないように、コーキングボンドで釘穴を埋めながら防水処理を施していきました。
一本一本取り付けて行ったすべての冠丸瓦に、針金を通した釘穴への防水処理としてコーキングボンドをすべて塗りこみました。
越屋根付近の壁際部と新しい屋根瓦との部分に、屋根漆喰(南蛮モルタル)を塗っておきます。
屋根漆喰を塗ることによって、越屋根付近の壁際部から雨水が侵入することを防ぎます。
越屋根付近の壁際部に、雨水を外側(屋根瓦の方へ)流す『水切り屋根板金材』を取り付けて行きます。
以前よりも、深く被せているために雨水が越屋根の奥の方に回りにくくなっています。
越屋根周りに取り付けた『水切り屋根板金材』の、取り付け接合部にコーキングボンドを塗りこみ防水効果を上げていきます。
屋根道具や材料を降ろして、屋根全体を掃除を行ったら屋根葺き替え工事の完了となります。
雨漏り調査・雨漏り修理なども対応しています。それ以外にも、住宅の屋根・壁・樋の外装工事のすべてや住宅の内装工事のすべて、カーポートなどの住宅の外構工事、そして住宅の解体工事も対応しています。一度、気軽にご連絡をください。ご相談やお問い合わせのメールはこちらから⇒※弊社は少人数で業務を行っているため、『個人のお客様』と『弊社と昔から取引がある会社様』とのお取引を大事にしたいと思っていますのでよろしくお願いします。
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こちらの記事を書いた施工店【アメピタ名古屋南店】
地元密着で瓦工事という雨漏りの専門家として営んできました。
住宅屋根の雨漏りに関しては勿論のこと、小規模な工事や住宅外壁、住宅の内装に関してもお気軽にお問い合わせください。
初動現地調査には、写真の私が責任をもってお伺いします。
なお雨漏りの原因究明に関しては、初動現地調査の際に判断しますが、場合によっては後日、私と雨漏り箇所の担当業者と再度お伺いして、細かくチェックを行った後に原因を究明したいと思います。
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